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更新日:2024年1月12日
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人々が必要としているのは、避難所や温かい飲み物だけでなく、自分の物語を誰かに伝えること。
人に話を聞いてもらうことでした。私にできるのは耳を貸すことだったのです。
(オスタップ スリヴィンスキー)
「風呂」は「避難場所」に変わり、「きれい」は「危険」を意味するようになった。
(ロバート キャンベル)
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ市民への聞き取りをもとに制作された『戦争語彙集(せんそうごいしゅう)』には、戦争によって人々の身近な言葉の意味が変化していく様子が綴られています。作者であるウクライナの詩人オスタップ スリヴィンスキーは、「この本がコミュニティーの役割を果たし、対話が続いていくことを望む」と語っています。せんだいメディアテークもまた、市民による震災のアーカイブ活動「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の12年にわたる運営のなかで、さまざまな記録物からの想起と対話の機会を大切にしてきました。この企画は、スリヴィンスキーさんと、日本語版の翻訳者であるロバート キャンベルさん、哲学者でメディアテーク館長の鷲田清一が、この『戦争語彙集』をもとに、戦時下の人々の日常と言葉の変容や、災厄の語り継ぎについて、みなさんと共に考えるものです。
2024年1月21日(日曜日)
13時30分から16時
※開場時間は13時です。
せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア
無料
150名まで
不要(先着順)
※12時から整理券を配布します。開場13時より整理券番号順にご案内します。
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