ページID:59836

更新日:2022年3月15日

ここから本文です。

花き部市況概要(令和3年)

1月

総入荷量は前年同月比16%減となった。
切花は15%減、主要品目別ではキクが定植時期の天候不順の影響を受け13%減、コギクが台風被害は無かったが35%減、カーネーションが暖冬で前年並、ストックが県内産の生育が順調で16%増となった。
鉢物は夏場の天候不順や秋の日照不足の影響により35%減となった。
全体の平均価格は前年同月比12円安となった。
切花は12円安で、主要品目別では、キクは上位等級の割合が低く28円安、コギクが3円高、カーネーションが11円安、ストックは入荷量が多かったことから51円安となった。
鉢物は入荷減により88円高となった。

  • 入荷数量:5,233千(本、鉢、個)(前年同月比84%)
  • 平均価格:71円(前年同月比12円安)

2月

総入荷量は前年同月比7%減となった。
切花は7%減で、主要品目別では、キクが業務需要の減少や作付面積の減少により11%減、カーネーション順調な生育から7%増、フリージアが28%減、ストック6%増となった。鉢物は、夏の天候変動の影響から17%減となった。
平均価格は前年同月比5円安となった。
切花は業務需要の減少により引き合いが弱く7円安で、主要品目別ではキクが11円安、カーネーションが6円安、フリージアが6円高、ストックが24円安となった。
鉢物は入荷減の単価高となり68円高となった。

  • 入荷数量:5,900千(本、鉢、個)(前年同月比93%)

  • 平均価格:73円(前年同月比5円安)

3月

総入荷量は前年同月比1%増となった。
切花は概ね順調な生育状況となっており2%増、主要品目別でキクは概ね順調な生育状況となっており前年並、カーネーションはSPカーネーションの一部で生育が遅れていたものがまとまり8%増、フリージア・ストックも安定した入荷となり7%増となった。
鉢物は前年並となった。
平均価格は、前年同月比12円高となった。
切花は12円高で、主要品目別では、キクは色物の下位等級が品薄となり8円高、カーネーションが8円高、フリージアは上位等級の出荷比率が高まり12円高、ストックも通常の出荷品種に加え、彼岸商戦向けの出荷も始まり12円高となった。
鉢物は、ギフトのメイン商材である洋ランの入荷量が減少し、195円安となった。

  • 入荷数量:14,353千(本、鉢、個)(前年同月比101%)
  • 平均価格:84円(前年同月比12円高)

4月

総入荷量は前年同月比19%増となった。
切花は21%増、主要品目別でキクは例年並みの作付けで24%増、カーネーションは、春彼岸に生育が遅れた影響から4月上旬にピークを迎え38%増、バラは高冷地の出荷が始まり暖地の出荷も増え24%増、フリージアが23%減となった。
鉢物は7%増となった。
平均価格は前年同月比20円高となった。
切花は17円高で、主要品目別ではキク9円高、カーネーションは上位等級中心の入荷により25円高、バラが20円高、フリージアは入荷減の単価高で16円高となった。
鉢物はコロナ需要で引き続き販売が好調で57円高となった。

  • 入荷数量:7,569千(本、鉢、個)(前年同月比119%)
  • 平均価格:81円(前年同月比20円高)

5月

総入荷量は前年同月比4%増となった。
切花は7%増、主要品目別ではキクが13%増、コギクは沖縄中心で入荷が切れ目なく続き24%増、カーネーションが前進傾向で推移し25%増、バラは4月に出荷の最盛期を迎え5月にはピークを過ぎる産地が多いが23%増となった。
鉢物は12%減となった。
平均価格は前年同月比6円高となった。
切花は2円高で、主要品目別ではキクが11円安、コギクが7円安、カーネーションは母の日需要が堅調であったが9円安、バラが2円高となった。
鉢物も母の日需要から51円高となった。

  • 入荷数量:7,656千(本、鉢、個)(前年同月比104%)
  • 平均価格:83円(前年同月比 6円高)

6月

総入荷量は前年同月比2%減となった。
切花は1%減、主要品目別ではキクが各産地とも生育が順調で3%増、コギクは生育が順調でやや前進傾向で2%増、カーネーションが5%減、バラは各産地が出揃い需要が弱まったが19%増となった。
鉢物は全国的に生産減少傾向にあり10%減となった。
平均価格は前年同月比7円高となった。
切花は9円高で、主要品目別ではキクが4円安、コギクが3円高、カーネーション12円高、バラが1円高となった。
鉢物は12円高となった。

  • 入荷数量:6,887千(本、鉢、個)(前年同月比98%)
  • 平均価格:80円(前年同月比7円高)

7月

総入荷量は前年同月比4%減となった。
切花は4%減となり、主要品目別では、キクが6%減、コギクが7%減、カーネーションが11%増、グラジオラスが7%減となった。
鉢物は4%減となった。
平均価格は前年同月比3円安となった。
切花は5円安で、主要品目別ではキクが葬儀需要の減少から6円安、コギクが3円安、カーネーションが6円安、グラジオラスが2円高となった。
鉢物は8円高となった。

  • 入荷数量:7,505千(本、鉢、個)(前年同月96%)
  • 平均価格:69円(前年同月比3円安)

8月

総入荷量は前年同月比で前年並となった。
切花は前年並で、主要品目別では、キクは例年並みの作付けになっており1%増、コギクが1%増、アスターが前年並、リンドウが梅雨明け後高温により生育が止まり14%減となった。
鉢物は、コロナ渦の中、7月から8月の花苗の減産に拍車がかかり10%減となった。
平均価格は前年同月比で前年並となった。
切花は前年並で、主要品目別ではキクが前年並、コギクが1円高、アスターが前年並、リンドウが1円高となった。
鉢物は前年並となった。

  • 入荷数量:12,163千(本、鉢、個)(前年同月比100%)
  • 平均価格:79円(前年同月比前年並)

9月

総入荷量は前年同月比7%増となった。
切花は7%増で、主要品目別でキクは順調生育だったことから8%増、コギクが14%増、カーネーションが1%減、リンドウは前進傾向となり22%増となった。
鉢物は1%増となった。
平均価格は前年同月比3円安となった。
切花は2円安で、主要品目別ではキク・コギクが3円高、カーネーションが前年並、リンドウが8円安となった。
鉢物は14円高となった。

  • 入荷数量:10,735千(本、鉢、個)(前年同月比107%)
  • 平均価格:82円(前年同月比3円安)

10月

総入荷量は前年同月比1%増となった。
切花は1%増で、主要品目別ではキクが6%減、コギクが5%増、カーネーションが3%減、バラが8%減となった。
鉢物は1%減となった。
平均価格は前年同月比で前年並みとなった。
切花は1円高で、主要品目別では、キクが17円高、コギクが4円高、カーネーションが1円安、バラが前年並となった。
鉢物は6円安となった。

  • 入荷数量:6,204千(本、鉢、個)(前年同月比101%)
  • 平均価格:90円(前年同月比前年並)

11月

総入荷量は前年同月比3%減となった。
切花は4%減で、主要品目別では、キク3%増、コギクが8%減、カーネーションは生育が前進傾向で10%減、バラが6%減となった。
鉢物は3%増となった。
平均価格は前年同月比11円高となった。
切花は9円高で、主要品目別ではキクが8円高、コギクが5円高、カーネーションが9円高、バラが17円高となった。
鉢物は12円高となった。

  • 入荷数量:6,474千(本、鉢、個)(前年同月比97%)
  • 平均価格:97円(前年同月比11円高)

12月

総入荷量は前年同月比5%増となった。
切花は6%増で、主要品目別ではキクが10月から11月上旬にかけて好天が続いたことにより4%増、コギクも台風等の被害もなく順調な生育を示し29%増、カーネーションが7%増、フリージアが概ね順調な生育を示し34%増となった。
鉢物は15%減となった。
平均価格は前年同月比4円高となった。
切花は6円高で、主要品目別ではキクが2円高、コギクが2円安、カーネーションが8円高、フリージアが17円高となった。
鉢物は35円高となった。

  • 入荷数量:9,360千(本、鉢、個)(前年同月比105%)
  • 平均価格:97円(前年同月比4円高)

 

お問い合わせ

経済局中央卸売市場管理課

仙台市若林区卸町4-3-1

電話番号:022-232-8111

ファクス:022-232-8144