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更新日:2024年3月13日
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令和6年3月11日、新田東総合運動場宮城野体育館において東日本大震災仙台市追悼式を開催いたしました。
約220名の方々にご参列いただき、地震発生時刻の午後2時46分に全員で黙とうをささげました。
追悼の言葉
平和な日常から突如として私たちの大切なものを奪い去ったあの未曾有の災害から13年の月日が経過しました。時を経ても、亡くなられた方々のご無念と、最愛のご家族を失ったご遺族の深い悲しみは容易く消えるものではありません。犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げ、哀悼の意を表します。
あの日、想像を絶する巨大な揺れと濁流は、大切な人、住み慣れた街を突然に奪い去り、全市域で深刻な被害が発生いたしました。しかし、深く傷つきながらも、被災された多くの方々は、決して諦めることなく、未来に向かって懸命に立ち上がり、手を携えながら復興に向けて歩み始めました。
この13年、数えきれない困難を市民の皆さまと一つ一つ乗り越えながら、本市は復興を成し遂げてまいりました。再生に向けた取り組みは、目に見える形で進んでおり、東部沿岸部地域は新しい魅力の発信地として生まれ変わりつつあります。今後も、市民の皆さまの想いを胸に未来へ前進してまいります。
東日本大震災以降も、自然災害は各地で発生し、激甚化・頻発化しております。本市は、再び発生し得る大災害に備え、震災の記憶を風化させることなく、その経験や知識を、広く世界、そして次なる世代に伝えていく責務を有しております。
昨年5月には、国連本部で本市における復興・防災の取り組みを世界に発信したほか、青葉山エリアでは「中心部震災メモリアル拠点」の整備を進めており、未来の防災力向上に資する伝承に取り組んでまいります。
犠牲となられた方々の御霊が永遠に安らかでありますことをお祈りいたしますとともに、その想いを心に刻みながら、109万市民の皆さまとともに、すべての人が輝き、笑顔と活力が溢れる仙台としていけるよう、力を尽くしていくことをお誓いし、追悼の言葉といたします。
令和6年3月11日 仙台市長 郡 和子
3月11日(月曜) 14時30分から16時
新田東総合運動場 宮城野体育館(仙台市宮城野区新田東4丁目1-1)(施設ホームページ(外部サイトへリンク))
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