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更新日:2024年7月18日
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「オーバードーズ(Overdose)」とは、薬を使うときの1回あたりの用量(dose)が過剰である(over)こと、または薬物を過剰に摂取する行為のことをさしています。
近年、薬局やドラッグストアで購入できる風邪薬や咳止め薬などの市販薬を大量・頻回に服用する「市販薬のオーバードーズ」が問題となっています。
市販薬のオーバードーズは10代の若年者を中心に広がっており、高校生を対象とした調査※では、過去1年以内に市販薬を乱用した経験のある人が約60人に1人の割合であるとされています。また、市販薬乱用の経験は男性よりも女性の方が多い傾向にありました。
市販薬のオーバードーズの背景には、いじめや虐待、親との関係の悪化、学校や職場での孤立など、家庭や学校等でのつらい現実からの逃避や不安を和らげたり、気分を変えるためにオーバードーズに頼ってしまうことが考えられます。
市販薬のオーバードーズにより、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的です。効果が切れると不快な気分になり、同じ効果を期待してオーバードーズを繰り返してしまう「依存状態」におちいり、自力ではやめられなくなることがあります。
※令和4年度 厚生労働省依存症に関する調査研究事業、薬物使用と生活に関する全国高校生調査研究報告書「薬物使用と生活に関する全国高校生調査(2021)」
市販薬の過剰摂取は肝臓や腎臓に障害が発生するなど深刻な副作用を生じ、亡くなってしまう事例も発生しています。
薬局やドラッグストアでは、医薬品を適正に使用していただくことを目的として、薬の販売時に薬剤師や登録販売者が症状を確認したり、薬の注意事項などに関して情報提供を行っています。
薬を購入する際は、薬剤師や登録販売者の説明をよく聞き、医薬品の添付文書をよく読んで、正しく使いましょう。
詳しくは、「薬は正しく使いましょう」のページをご覧ください。
市販薬のオーバードーズをしてしまう方、やめられない方は、1人で抱え込まずご相談ください。
ご家族からのご相談もお受けしております。
医療機関、精神保健福祉センター、保健所等をご利用ください。
お悩みの方は、まずはご相談ください。秘密は厳守いたします。
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