地域課題の解決のため活動されている団体とプロボノや社会貢献活動に取り組みたい方との円滑な協働を目指すため、両者の活動をコーディネートする際に必要となる特有のノウハウについて事例も踏まえて学ぶことができるセミナーを開催いたしました。

詳細は、セミナー開催のチラシもしくは下記をご確認ください。

「プロボノコーディネーター入門セミナー」開催チラシ（PDF：837KB）

 

主催

仙台市

協力：仙台市市民活動サポートセンター

 

開催日時

令和6年7月25日（木曜日）

13時30分から16時30分まで

 

会場

市民活動サポートセンター　6階セミナーホール

（仙台市青葉区一番町4丁目1-3）

 

講師

認定NPO法人サービスグラント　代表理事　嵯峨　生馬　氏

 

セミナー内容

認定NPO法人サービスグラントの嵯峨様には「プロボノ支援の基本的な考え方とマッチングのポイント」についてお話いただきました。

前半には、「プロボノ」の語源や、プロボノプロジェクトと一般的なボランティアの違いにも触れながら「プロジェクト型協働」の考え方をご紹介いただきました。

また、ボランティア参加者側が感じる不安についてお話いただき、その解決策としてプロジェクトでは目標と期間を定めること、支援の目的を伝えること、支援先団体の活動目的や中長期目標と照らしたプロジェクト型協働とすること、などプロジェクト化のポイントをご紹介いただきました。

後半には具体的なプロジェクト化にあたって、団体の課題と解決策の提案例、担い手への呼びかけ方をふまえ、支援事例をご紹介しながらマッチングを成功させるポイントを改めて伝えていただきました。

参加された方には、ミニワークにも取り組んでいただきました。

また、認定NPO法人サービスグラントが運営する社会プラットフォーム「GRANT」を活用した事例のご紹介として、府中市市民活動センタープラッツの方にオンラインでご登壇いただき、市内で活動する団体とプロボノとして参加する市民・参加者を結ぶコーディネーターとしての活動についてお話いただきました。

ご参加いただいた方からは、嵯峨様にたくさんの質問があり、「プロボノ」に対する関心の高まりを感じました。

 

参加者アンケートの回答（抜粋）

• プロボノの意義や取り組みの進め方がよく理解できました。
• 支援が必要なのはプロボノワーカーを集めることよりも、支援を必要としている団体が支援を希望する内容を正確に言語化する必要があるということが学べました。
• 部活感覚でコミュニティを形成してプロボノ活動をしているところもあるということは新たな気づきでした。
• プロボノを活用する側とプロボノとして活動する側のメリット、デメリットを知ることができて、大変勉強になりました。