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更新日:2024年6月28日
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介護保険制度の改正により、仙台市では平成29年4月から介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)が始まっています。これまで、要支援1・2の方が利用していた介護保険サービスの一部が、総合事業のサービスに移行し、多様な生活ニーズに応えるために様々なサービスを実施しています。
総合事業は、65歳以上の高齢者を対象に、市町村が中心となって住民等の多様な主体が参画し多様なサービスを充実することで、介護予防と自立支援を目的に実施するものです。いつまでも元気で楽しく、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、地域の支え合いや、さまざまなサービスで高齢者を支えるとともに、高齢者自らが社会に参加できるようにすることで、介護予防を進めていきます。
総合事業は、要支援1・2の方と65歳以上で豊齢力チェックリストにより事業対象者と判定された方が利用できる「介護予防・生活支援サービス事業」と、65歳以上のすべての方が利用できる「一般介護予防事業」で構成されます。
総合事業のサービスの種類 | サービスを利用できる方 |
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介護予防・生活支援サービス事業 | 要支援1・2の方、65歳以上で豊齢力チェックリストにより事業対象者と判定された方 |
一般介護予防事業 | 65歳以上のすべての方 |
総合事業のサービスを利用するには、区役所・総合支所・地域包括支援センターの窓口でご相談ください。相談内容に応じて、要介護・要支援認定や豊齢力チェックリストによる判定手続きをご案内いたします。
豊齢力チェックリストとは、「日用品の買い物をしていますか」などの質問項目を確認して、日常生活に必要な機能が低下した状態であるかを判定するものです。判定基準に該当する場合は、「事業対象者」として介護予防・生活支援サービス事業を利用することができます。豊齢力チェックリストによる判定は区役所、総合支所、地域包括支援センターの窓口で実施します。
介護予防・生活支援サービス事業を利用する場合などは、地域包括支援センターに介護予防ケアマネジメントを依頼します。介護予防ケアマネジメントとは、地域包括支援センターの職員が本人や家族と話し合い、自立に向けた目標の達成に取り組んでいけるよう、介護予防の取り組みや適切なサービスの利用を支援し、ケアプランの作成などを行うものです。
訪問介護型サービス、生活支援訪問型サービス、通所介護型サービス、生活支援通所型サービスを利用した際のサービス利用料は、所得に応じて1割から3割が自己負担となります。また、通所型サービスを利用した際は、サービス利用料の他に食費、娯楽費、テキスト代などの実費負担が発生する場合があります。
利用者の自己負担が高額になる場合は、高額介護サービス費等相当の支給を受けられる場合があります。
訪問介護型サービス (従来の介護予防訪問介護と同様のサービス) |
生活支援訪問型サービス (緩和した基準によるサービス) |
住民主体による訪問型支え合いサービス | |
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サービス内容 | 自分で行うことが難しい掃除、洗濯、食事の準備等の生活援助に加え、入浴や着替え等の身体介護を行います。 | 原則として自分で行うことが難しい掃除、洗濯、食事の準備等の生活支援を行います。 | 住民主体のボランティア団体等により、掃除、洗濯等の生活の支援を行います。 |
サービス提供者 | 資格を持つホームヘルパー |
訪問支援員(仙台市の実施する研修の修了者など) ※身体介護を行う場合は資格を持つホームヘルパー |
補助をうけた市内ボランティア団体等 |
1ヵ月当たり自己負担費用の目安 (介護保険利用者負担割合が1割の場合) |
従来の介護予防サービスと同様 週1回程度 1,226円 週2回程度 2,448円 週2回を超える程度 3,884円 |
カッコ内は身体介護を伴う場合 週1回程度 983円(1,105円) 週2回程度 1,964円(2,205円) 週3回程度 ―(3,309円) |
支援団体により異なる |
通所介護型サービス (従来の介護予防通所介護と同様のサービス) |
生活支援通所型サービス (緩和した基準によるサービス) |
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サービス内容 | 専門職による機能訓練に加え、食事や入浴などの日常生活上の支援を行います。 | 介護予防に関する講話やセミナー、趣味活動等を行います。必要に応じて機能訓練や栄養改善などの専門的なサービスを行います。 |
1ヵ月当たり自己負担費用の目安 (介護保険利用者負担割合が1割の場合) |
従来の介護予防サービスと同様 要支援1相当 1,847円 要支援2相当 3,719円 |
カッコ内は専門的なサービスを行う場合 週1回程度 1,497円(1,664円) 週2回程度 ―(3,269円) |
(令和6年7月から開始の新しいサービス) |
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サービス内容 | 専門職による訪問と通所の介護予防プログラムを通じて、短期集中的に生活機能の維持・改善を図ります。 |
サービス提供者 | 仙台市が委託した事業所の、リハビリテーション専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)や栄養士、歯科衛生士などの医療専門職 |
1ヵ月当たり自己負担費用の目安 |
無料 (通所は3カ月・全12回、訪問は3回から7回) |
内容 | お問い合わせ先 |
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介護予防月間 毎年11月を介護予防月間とし、地域団体の協力のもと、市内各所で介護・フレイル予防のイベントや健康教室を開催しています。 |
シルバーセンター いきがい推進課 (電話:215-3170) |
地域包括支援センターによる介護予防教室 最寄りの地域包括支援センターで地域住民に対し、介護・フレイル予防に資する教室(テーマ:運動・栄養・口腔・閉じこもり予防・うつ予防)や認知症の理解に関する講話などを行います。 |
各地域包括支援センター |
豊齢力チェックリスト・フレイルチェックの郵送 70歳、75歳の方にはパンフレット等を郵送し、介護・フレイル予防に係る情報についてお知らせします。 80歳の方には、豊齢力チェックリストを郵送して生活の状態を確認し、必要な方には介護・フレイル予防や健康づくりについての取り組みを紹介します。 |
地域包括ケア推進課 |
市民協働フレイル予防事業 住民ボランティアであるフレイルサポーターを養成し、地域でフレイルの普及啓発に向けた活動を行いながら、高齢者の活躍の場や支え合い、地域づくりに繋げていくものです。 |
地域包括ケア推進課 |
フレイル予防応援教室 スポーツクラブ等で行う運動教室に参加し、外出や運動などの習慣を身につけます。 ※令和6年7月開始 |
地域包括ケア推進課 |
介護予防自主グループ支援事業 地域の高齢者が集い、主体的に介護・フレイル予防に取り組む介護予防自主グループの育成と、その企画・運営を行う介護予防運動サポーターの養成とスキルアップに向けた研修を行い、活動継続のための支援を行います。 |
各区障害高齢課・各総合支所保健福祉課 各地域包括支援センター |
シニア世代向け健康づくり講座 多様な健康状態の高齢者が、一緒に介護予防活動を実践する自主的な地域のグループの立ち上げのための講座(概ね8回コース)と継続的な活動に向けた支援を行います。 |
各区障害高齢課・各総合支所保健福祉課 各地域包括支援センター |
地域活動活性化支援事業 活動が停滞している地域に健康運動指導士等を派遣し、フレイル予防と地域活動の活性化に向けた支援を行います。 |
地域包括ケア推進課 |
健康づくり応援事業 地域の通いの場等にリハビリテーション専門職を派遣し、普段の活動にちょっとした運動や口腔体操などを取り入れることで、定期的な介護予防の取り組みが図れるように支援を行います。 |
地域包括ケア推進課 |
シニア世代向け介護予防栄養講座 高齢期における食の重要性について学ぶために栄養士を派遣し、栄養バランスの取れた食事作りの実践や講話などをおこないます。 |
地域包括ケア推進課 |
担当部署 |
電話番号 |
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青葉区役所保健福祉センター |
電話:022-225-7211(代表) |
宮城野区役所保健福祉センター |
電話:022-291-2111(代表) |
若林区役所保健福祉センター |
電話:022-282-1111(代表) |
太白区役所保健福祉センター |
電話:022-247-1111(代表) |
泉区役所保健福祉センター |
電話:022-372-3111(代表) |
宮城総合支所 |
電話:022-392-2111(代表) |
秋保総合支所 |
電話:022-399-2111(代表) |
担当部署 |
電話番号 |
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健康福祉局保険高齢部地域包括ケア推進課 |
電話:022-214-8317 |
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