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更新日:2022年4月1日
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「仙台市環境行動計画」では、「エネルギーの使用に伴う二酸化炭素排出量の削減」、「一般廃棄物排出量の削減」という2つの目標を設定しています。
このうち「エネルギーの使用に伴う二酸化炭素排出量の削減」に関しては、職員一人ひとりの節電行動などソフト面の取り組みに加え、平成25年度からは市有施設への「ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)」の導入や、各区役所設備のインバータ化、市有施設のLED化等、施設・設備面(ハード面)における省電力化を実施するための取り組みを行ってきました。
BEMS(ベムス)は「ビルエネルギーマネジメントシステム」の略称で、建物内で使用する電力使用量などのデータを計測蓄積し、導入拠点や遠隔での「見える化」を図り、空調や照明設備などの接続機器の制御や、最大電力を抑制する機能を有したエネルギー管理システムです。
この機能を活用することにより、施設における電力の使用状況を見直し、無駄な部分を削減することで、より効率的な節電対策を実施することができます。
インバータとは、エアコンやファンなどの設備に使用されているモーターの回転数を制御するための装置です。
モーターの回転数を変えることで、必要な出力分のみを稼働させ、従来よりも無駄なエネルギーの消費を抑えることができます。
これらの設備の導入により、無駄な電力を削減できるだけでなく、使用電力のピークを抑制する事で、契約電力の削減も可能なため、節電に加えて経費削減の効果も期待できます。
<BEMS(ベムス)>
高砂市民センター、カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)、中田温水プール、日立システムズホール仙台(青年文化センター)、福祉プラザ、シルバーセンター、衛生研究所、勾当台公園地下駐車場、八木山動物公園、青葉区役所、戦災復興記念館、広瀬文化センター、若林区文化センター、仙台銀行ホール イズミティ21、消防局・青葉消防署、木町通小学校、荒巻学校給食センター、せんだいメディアテーク、博物館、スリーエム仙台市科学館、仙台文学館、若林体育館、宮城野障害者福祉センター、太白障害者福祉センター、教育センター、元気フィールド仙台、仙台環境開発スポーツパーク宮城広瀬(宮城広瀬総合運動場)、シェルコムせんだい、水の森温水プール、鶴ヶ谷温水プール、根白石温水プール、太白学校給食センター、地底の森ミュージアム
<インバータ設備>
各区役所庁舎
<LED化>
青葉区役所庁舎、宮城野区役所庁舎、若林区役所庁舎、太白区役所庁舎、松森工場、秋保・里センター、シェルコムせんだい、泉海洋センター、仙台市中小企業活性化センター、仙台高等学校体育館 等
※その他の取り組みについては「仙台市環境報告書」をご覧ください。
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