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更新日:2024年3月29日
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仙台市下水道事業の目指すべき方向性と施策等をまとめた「仙台市下水道マスタープラン」では、施策のひとつとして国内外への貢献を定めています。
2011年3月の東日本大震災では、200を超える下水道施設が被災したもののその後の復旧復興では「Build Back Better(より良い復興)」を目指し、アセットマネジメントの本格運用により早期復興に努めました。
アセットマネジメントの取り組みや大震災の経験や教訓を海外に広く伝えること、海外からの研修員の受入れによって、技術支援等の国際貢献に努めます。
下水道施設の中で大震災の被害が特に甚大だった南蒲生浄化センターには、復旧後国内外から多くの視察や研修の方が見学に訪れています。
本市では南蒲生浄化センターの経験、教訓、そしてその後の復旧復興について、「仙台市の防災・減災ベストプラクティス(Sendai City’s Disaster Risk Reduction Practice)」のひとつとして英語で紹介するページを公開しています。
2015年本市を会場に開催された第3回国連防災世界会議に関連して、本市や国土交通省等が組織した実行委員会により「2015下水道防災シンポジウムin仙台(2015 Sendai Symposium on Sewerage Works Disaster Risk Reduction)を開催。大震災の経験や教訓を広く発信し国内外の下水道の防災・減災に貢献するため「仙台下水道防災宣言(Sendai Declaration of Sewerage Works Disaster Risk Reduction)」を取りまとめました。
名称 | 開催地又は参加国 |
開催又は 実施年 |
形態 |
---|---|---|---|
日中韓三国地方政府防災交流会議 | 韓国・仁川 | 2014年 | ワークショップ参加 |
日・トルコ防災協働対話ワークショップ | トルコ・アンカラ | 2014年 | 発表 |
被災後の公共財・サービスの復旧経験に関する国際セミナー |
ペルー・リマ | 2014年 | 発表 |
第3回国連防災世界会議 | 仙台市 | 2015年 | シンポジウムの主催 |
第3回持続可能な水管理に関する国際会議 | トルコ・イズミル | 2015年 | 発表 |
JICA課題別研修 「災害リスク管理に配慮したアセットマネジメントを活用した下水道資産管理」 |
パナマ、ブラジル、 メキシコ他 |
2016年 ~ 2018年 |
研修受入れ |
JICA草の根技術協力事業 「リスク管理に基づいた下水道管路更新計画立案能力向上プロジェクト」※ |
トルコ・イズミル |
2016年 ~ 2019年 |
技術支援 (研修受入れ等を含む) |
第6回EWA/WEF/JSWA特別会議 | ドイツ・ミュンヘン | 2018年 | 発表 |
2018 IWA世界水会議・展示会 | 東京都 | 2018年 | 発表 |
JICA青年研修 「インドネシア・防災コース」 |
インドネシア | 2019年 | 講師派遣 |
JICA青年研修 「インドネシア・防災コース」 |
インドネシア | 2020年 |
講師派遣 (オンライン) |
JICA課題別研修 「アセットマネジメントを活用した下水道資産の適正管理」 |
キューバ、エチオピア、コートジボワール |
2020年 |
講師派遣 (オンライン) |
JICA課題別研修 「アセットマネジメントを活用した下水道資産の適正管理」 |
北マケドニア共和国、キューバ |
2021年 |
講師派遣 (オンライン) |
JICA課題別研修 「下水道資産の適正管理(アセットマネジメント)」 |
カンボジア、バングラデシュ、モロッコ、ジンバブエ、イエメン、北マケドニア共和国、トルコ |
2022年 |
講師派遣 (オンライン) |
第7回JSWA/EWA/WEF特別会議 | 仙台市 | 2022年 | 発表 |
JICA課題別研修 「下水道資産の適正管理(アセットマネジメント)」 |
カンボジア、ジンバブエ、北マケドニア共和国、モロッコ、イエメン、トルコ、バングラデシュ、ブラジル、エリトリア、インド、インドネシア、レバノン | 2023年 | 研修受入れ |
※参考資料
IZSU下水道管路改築更新計画本編(PDF:1,362KB)
IZSU下水道管路改築更新計画資料編(PDF:2,179KB)
IZSU下水道管路改築更新計画資料編添付書類(PDF:5,681KB)
【海外技術支援の様子(一例)】
本市では下水道技術の海外展開に貢献するため、水・環境ソリューションハブ(Water and Environment Solution Hub 略称WES-Hub)のAAA(Alliance Advanced Agency)都市、及び下水道グローバルセンター(Japan Global Center for Urban Sanitation 略称GCUS)特別会員としての役割も担っています。
令和2年8月、本市は、2030年のあるべき姿とその実現に向けた2020年度から2022年度までの取組を明らかにした「仙台市SDGs未来都市計画」を策定し、安全・安心に市民生活や経済活動を営める、持続可能な魅力あるまちづくりを進めています。
下水道事業はSDGsが掲げる17のゴールのうち、特に「6.安全な水とトイレを世界中に」、「11.住み続けられるまちづくりを」、「13.気候変動に具体的な対策を」、「14.海の豊かさを守ろう」に関連しており、本市下水道事業の施策を推進することにより、ゴールの達成に寄与します。
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