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更新日:2023年9月29日
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9月27日(水曜日)、太白区内の市立中学校において、2学年の生徒116人分の成績情報が含まれるデータを添付したメールを誤送信する事案が発生しました。
対象の生徒および保護者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げますとともに、個人情報の適切な管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。
9月27日(水曜日)、太白区内の市立中学校教諭Xは、けがにより出勤が困難となった同僚の教諭Yから、教諭Yが担当する2学年の理科について、校内で作業途中であった1学期の成績処理作業の進捗について報告を受けた。教諭Xは作業途中の成績処理を自宅で行えるよう、成績データを教諭Yのメールアドレス宛に送信することを提案し、教諭Yは承諾した。
同日、教諭Xは下記2のデータを3通に分け、教諭Yのメールアドレス宛に送信したが、翌9月28日(木曜日)に、教諭Yからメールが届かないと問い合わせを受け、確認したところ、3通とも、ドメイン部分を誤ったメールアドレス宛に送信していたことに気づいた。
2学年の生徒116人分の成績等
1.生徒名簿データ(学年、クラス、出席番号、氏名)
2.成績データ(学年、クラス、出席番号、理科の成績(中間・期末テストの点数、一学期の成績など))※氏名の記載なし
3.添付ファイルのパスワード
※添付データには学校名の記載なし。メール本文のヘッダ領域に差出人として学校名記載あり
※現時点で、情報の流出による被害は確認されていない
本来、成績等の機密性の高い個人情報を電子メールで送ってはならないが、教諭X・Yのいずれも、「仙台市立学校における個人情報等の管理に関する指針(情報管理指針)」において当該情報が電子メールでのやりとりを禁止されていることを十分に認識していなかったもの。また、電子メールを送信する際、送信先のメールアドレスの確認を十分に行わなかったもの。
(1)9月28日(木曜日)、電子メールの誤送信先に対し、電子メールソフトから送信取り消しの対応を行うとともに、誤送信先に対してメールの削除依頼を行った。
(2)本日9月29日(金曜日)、2学年の生徒に対し、校長より、事案の説明と謝罪を行うとともに、生徒の保護者に対しては、文書で事案の説明および謝罪を行った。
電子メールで個人情報等の機密性の高い情報を送ってはならないこと、メールを送る際には送信先アドレスに間違いがないことについて、改めて周知・徹底を図るよう、教育委員会から全ての市立学校・幼稚園に対し、早急に通知を発出予定。
また、各学校においても、全職員に事例を共有し、情報管理の一層の徹底を図り、再発防止に努める。
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