学力向上に向けて教科の授業改善に重点的に取り組む学校に対し,教科指導に優れた退職校長・教員による学力サポートコーディネーター（国語,算数・数学,社会,理科,英語）が定期的に訪問して,授業に積極的に関わり,校内研修や教科部・学年部の研究等を通して,教員の教科指導力の向上及び授業の質の向上を図ります。

学力サポートコーディネーターの指導内容

• （1）実践授業や教材研究等への指導助言等
• （2）授業づくりへの指導・支援等
• （3）校内研修会での教科指導にかかわる講話,校内授業研究会での指導助言等

実施校数

小・中学校のべ109校（令和4年12月現在）

先生方の声

• 教師の意識や指導法が変わると,子どもたちの学びも変わることを実感した。また,自分が意識して指導を始めると,子どもたちはみるみる変わってきたことに気付くことができた。
• 学力サポートで多くの助言をいただき,自身の指導上の課題に気付くことができた。
• 学力サポートコーディネーターの先生方から,たくさんの励ましをいただき,自信を持って子どもたちに向き合うことができるようになった。
• 自分の授業中の課題として,児童に理解させようとする一心で,長々と説明をしてしまうことに気付くことができた。長い説明は児童の集中力や意欲を削ってしまうこと,聞く力を減少させてしまうことが分かった。今回の指導で,成果や課題,自分の癖や良い点を客観的に見ることができた。