シンポジウムは、例年7月頃に開催している納涼名刺交換会の中で市民の皆さんの学習と交流を深める目的で実施しています。
令和5年度は、納涼名刺交換会が中止となったため、例年通りの形での掲載はできませんでしたが、シンポジウムの代替企画として小中学生向けの「パラスポーツ・キャップハンディ体験会」を開催しました。
シンポジウム代替企画 令和5年度「パラスポーツキャップハンディ体験会」 概要
- 開催日時
令和5年8月17日(木曜日)午後13時30分から午後15時30分
- 開催場所
宮城野区中央市民センター 体育館、第1会議室 (宮城野区五輪2丁目12-70)
- 主催
みやぎの区民協議会
- 協力
社会福祉法人 仙台市社会福祉協議会/一般社団法人 仙台市障害者スポーツ協会
内容
身体の不自由な方への理解を深め、思いやりの心を培い、みんなが暮らしやすい地域づくりを考えるきっかけとしてもらうため、市内の小中学生を対象とした「パラスポーツ・キャップハンディ体験会」を開催しました。約40名の小中学生が参加し、4つのパラスポーツと3つのキャップハンディ体験の中から、興味のある競技や体験に参加していただきました。
体験後のアンケートでは、この体験会を通して思ったことや考えたことを皆で分かちあえるよう、感想等を記載したリンゴの付箋を台紙に貼って、一本の木を作りました。
参加して下さった小中学生の皆さん、ありがとうございました!
〇パラスポーツ:ブラインドサッカー®/フライングディスク/ブラインドテニス/ボッチャ
〇キャップハンディ:車いす体験/高齢者疑似体験/手話体験
〔ブラインドサッカー®〕
ボールからでる音を頼りにサッカーをしました!
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〔フライングディスク〕
拍手の音を頼りに、輪を通るようディスクを投げます。
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〔ブラインドテニス〕
目を閉じて、ボールを打つ練習をしました。
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〔ボッチャ〕
一列にならんで、これから競技を開始します!
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〔車いす体験〕
曲がったり、バックしたりが大変でした。
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〔高齢者疑似体験〕
ゴーグルや軍手をして、視力が低下したり
指が動かしづらい状況で、紙を折ったり、
箸で大豆をつまんだりしました。
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〔手話体験〕
「おはよう」等の挨拶や、簡単な自己紹介を
手話でできるようになりました。
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〔従事者集合写真〕
体験会に従事いただいた講師の皆さま、
ご協力ありがとうございました!
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最後のアンケートでは、体験会を通して思ったことや考えたことを皆で分かちあえるよう、感想等をリンゴの付箋に書いて、皆で一本の木をつくりました。
参加した小中学生の感想一部抜粋(原文まま)
- しょうがいのある人がとてもむずかしいということが分かりました。
- 目が見えていない人でもスポーツってできるんだなって思いました。
- 体が不自由だと1日1日がたいへんだとわかりました。でも、スポーツは不自由でも楽しめると思いました!!ありがとうございました。
- 最初はめんどくさいと思ったけど、やってみるとすごくたのしかったです。高齢者疑似体験はおじいさん、おばあさんがこんなかんじでつらいんだとはじめてしりました。ありがとうございました。
- もっとやりたかった。
- 目が見えなかったり、耳がきこえなかったりする人は、どうやって生活するのか気になりました。
- 全部楽しかったです!難しいコーナーもあったけど楽しかったです!またこういうイベントをやってほしいです!
- 手話をやってみて、全部は覚えることができなかったけど楽しかったです。またやりたかったです。
- ブラインドテニスが思ったよりできたのでよかったです。こうれい者の体がこういう体なのか分かって自分もそういう体になるんだなと思いました。
- たくさんの体験ができてすごく楽しかったです。この体験をしたことでしょうがいのある人がとてもたいへんなんだな。とあらためてかんじました。またできたらいいなと思います。
- ありがとうございました!色々なコーナーがあってしょうがい者もできるスポーツが学校で学んだ時よりたくさんあって、びっくりしました!とても楽しかったです!
- むずかしいのがいっぱいあったけど、たのしかったです。またやるとなったら、またきます。
- くるまいすで1しゅうまわれたことがうれしかったです。
- 楽しいところや、むずかしいところがいっぱいあって楽しかったです。
- しょうがいしゃはこんなに大変なのかを楽しく学べました。
- 車いすでとても楽しかったことは、すわって前しんして、まわったことです。「年よりになっても大じょうぶだ!!」と思いました。
- いろいろなきょうぎができて楽しかったけれど、どれもむずかしかったです。