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更新日:2017年1月17日
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平成29年1月17日
沈下の事態を把握して以降、原因や今後の沈下継続の見込みなど、さまざまな観点から下水道事業団と情報交換をしてきました。その中で対策工事の部分と今後の対応について協議を行い、われわれとしては当初から一貫して必要な対策工事については事業団の経費でお願いしたいとお話ししてきました。今回われわれの考えを基本に合意に至ることができたことは、一定の前進であり、私としても市民の皆さまにご安心いただけるような形で報告できる段階になったと思っています。
今後新たに大規模な不都合が起こるという可能性は、現在のところ極めて低いと思います。最終的には起きた理由と状況によって事業団とご相談することになると思いますが、私としては、引き渡し前であれば事業団のご負担という今回の形は今後も基本的に変わらないと考えています。
現状でも支障なく処理していますので、処理機能については影響ないと思います。具体の工事期間については、後ほど担当の建設局からお知らせします。(※)
項目が何点かありますので、教育委員会で一つ一つ論点を確認させていただきながら原案を精査しているところです。
まだ最終案を見ていませんが、第三者委員会については、この時点で解散して新たな委員会を設置することはあまり適切ではないと私自身は考えており、それはしない方向でということは教育委員会に伝えてあります。また今後とも再発防止に努めたいこと、その大切さについては十分承知をしていることなど、基本的な私の考えについては教育委員会に説明しています。最終的な文言調整をしなければいけませんので、教育委員会でその作業をしている段階です。
選挙管理委員会の開票事務改善案の検討の中で、一つの案として土曜日投票が出ており、検討の俎上(そじょう)に上っているとは聞いています。しかし、日曜日の投開票も、かなり長くまた広く行われているものですので、現時点では残された時間も限られる中で、今年の夏に1回目の適用ができるかについては、なかなか難しい面もあるのではないかと思っています。選挙管理委員会から具体に土曜日投票についてどう考えるか話を聞いているわけではありませんので、今申し上げたのは私の個人的な考えと受け止めていただければと思います。
まず選挙管理委員会として、課題やメリット・デメリットをどう考えた上で投げかけるのか整理も必要だと思います。当然ながら選挙は市長選挙だけではなく、市議会議員選挙もありますので、関係の方々、特に議会のご意見も大きなものになると思います。それらがまだ全く手がついていない状況からすると、きちんと論点を整理し議論をまとめていく時間は相当かかるのではないかと感じます。
あらためて、今日が阪神淡路大震災から22年の日であることを思いながら1月17日という日を迎えました。東日本大震災のときに大変多くの支援、特にコミュ二ティや暮らしの再建について、阪神淡路大震災の経験をもとに本当にかけがえのない貴重なアドバイスや示唆をいただいたのが神戸の方々でした。われわれは、神戸の方々の復興に向けた足跡をたどって6年目を迎えようとしていると強く思っているところです。
先日、青年会議所の皆さんが新年のあいさつに来てくださり、今年の3月11日も青年会議所として鎮魂イベントを開催したいというお話をいただきました。青年会議所の皆さんは、自分たちが何かしなければと思ったときに、神戸の青年会議所の方々がいろいろとサポートしてくれたり、神戸で開催した鎮魂のつどいについてお話をしてくれたり、そういう力を得て今に至っているので、これを大事につなげていくために自分たちとしてもイベントを続けていきたいとおっしゃっていました。私も同じ気持ちで、阪神からいただいた巨大災害を乗り越えて未来に向かって進んで行こうとするバトンを、仙台市としてもしっかりつないで、さらに災害のない国土になるように努めていかなければならないと思っています。
南蒲生浄化センター対策工事について
工期は平成29年2月から平成30年3月末までの予定
仙台市長 奥山 恵美子
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