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更新日:2018年1月25日
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平成30年1月25日
東北経済連合会も含めて、この間、いろいろと国に働きかけを行っていただいてきたところです。そのかいもあり、23日に林文部科学大臣からも正式に放射光施設整備についての表明がありました。
この新たな放射光施設は、これまであった同様の施設とは比べものにならないほどに、大変広範なもので性能も大きく凌駕(りょうが)しているということもありまして、私としても研究機関のみならずさまざまな分野において大きな効果が表れるものと期待しているところです。誘致が成功すれば、もちろん研究者の方々は仙台に来ていただけることになるでしょうし、それのみならず、さまざまな産業においても大きな経済効果が生まれてくるものと期待を高く持っています。私どもも一体となってでき得るところでしっかりと連携をして、誘致を成功させるために取り組んでいきたいと思っているところです。
資金援助についても東経連の方々から要請がありました。でき得ることを考えていきたいと思っているところです。
施設の建設に向けた地域および産業界のパートナーの公募について、文部科学省で正式に発表されました。県、そして私ども仙台市の支援はもちろん、関係する企業の皆さまもこれまでにさまざまな基金を募っていただいています。それらを含めてでき得る限りというふうに考えているところです。
もう既に具体的な検討に着手しています。昨日、私が復帰してすぐに庁内の政策会議を開催し、この件について庁内一丸となって取り組むことを確認したところです。
はい。
仙台城の中で何が復元可能なのかということも含めて私なりに調べたり、いろいろなところにヒアリングもさせていただきました。大手門に関しては古い資料もありますので再建は可能ではあるのですが、実際に再建ということになりますと、生活道路をどのように確保するのかなど、解決していかなければならない課題はまだ残っていると思います。喫緊に取り組むというような状況ではないというのが今の状況だろうと思っています。今、仙台城跡で新たな発掘作業が進んでいることも含めて、それらを踏まえた上で何をどのようにできるのかということをまた再考しなければならないのではないかと思っているところです。
城下町仙台は大きなブランド力になるものだろうと思っていますので、一体的にどのように整備ができるものなのか、少し活発に議論をしていただき、それを見た上でということになろうかと思います。ちょうど追廻地区も整備が始まってきますので、それも合わせてどのような絵図が書けるのか、これは議論を丁寧に見ていく必要があるのではないかと思っています。
はい。
この間、復興公営住宅に入居されている方々からさまざまな声をお聞かせいただきました。入居されている方々の収入状況などを把握するために調査もさせていただき、その結果も踏まえて最終的にどのような対応ができるのかという詰めの段階にきているところです。
もうしばらくお待ちいただきまして、2月の市議会定例会の前には発表できるように努力したいと思っています。
まだ私も報道でしか見ていません。報道では家賃の低減を1年継続するということのようでしたが、山元町に確認しているわけではありませんので、いろいろと入居されている方々の状況を踏まえて判断をされたのだろうと思いました。
私も実際に復興公営住宅にお住まいの皆さまからさまざまなご意見を聞かせていただき、お便りなども頂戴したということもありました。その上で今回いろいろと調査をさせていただいて、仙台は仙台なりにできるところを対応するように、今努力をしているところです。
そうですね。
仙台市長 郡 和子
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