令和元年11月19日
（担当）文化観光局スポーツ振興課
（直通）022-214-8762

 

本市は、内閣官房が推進する「ホストタウン構想」に基づき、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会（東京2020大会）に向けたイタリア共和国との交流および事前合宿の誘致を進めています。

このたび、これまでの交流や誘致活動が実を結び、イタリア共和国のオリンピックソフトボール競技の事前合宿地として本市が選定されたことから、本市はイタリアオリンピック委員会およびイタリア野球・ソフトボール連盟と、東京2020大会事前合宿に関する基本協定を締結いたしました。

本市がオリンピックに出場が決定しているチームと協定締結を行うのは初めてとなります。

今後、三者が協力して事前合宿の実施に向けて詳細条件についての協議を行っていきます。

 

1　基本協定の概要

（1）協定の署名日・場所と相手方

1. 署名日：11月13日（水曜日）　　署名場所：東京都内
   相手方：イタリアオリンピック委員会事務総長　Carlo Mornati(カルロ・モルナーティ）氏
2. 署名日：11月18日（月曜日）　　署名場所：東京都内
   相手方：イタリア野球・ソフトボール連盟会長　Andrea Marcon(アンドレア・マルコン）氏

（2）協定内容

• 仙台市は、ソフトボール競技において、東京2020大会に出場するイタリア代表選手団の合宿を受け入れる。
• 合宿に参加するイタリア代表選手団は、仙台市内で実施される交流事業に協力する。

 

2　事前キャンプの概要（予定）

（1）時期・期間

2020年7月中旬（1週間程度）

（2）練習会場

仙台市民球場・シェルコムせんだい

（3）その他

公開による親善試合やソフトボール教室開催等の市民との交流事業の実施

 

3　出席者の主なコメント

イタリアオリンピック委員会　事務総長　Carlo Mornati（カルロ・モルナーティ）氏

イタリアソフトボール代表選手団のために仙台市の素晴らしい施設、機会を提供していただけることに対して、心から感謝申し上げます。仙台市での事前キャンプが良い成績につながると信じており、また、選手団にとって、東京以外の日本の都市を訪れることは、日本をより深く学ぶ良いチャンスになると思っています。

イタリア野球・ソフトボール連盟　会長　Andrea Marcon(アンドレア・マルコン）氏

イタリア野球・ソフトボール連盟を代表して心から御礼申し上げます。これまでの2年間、そして来年に向けて、仙台市にお手伝いいただけることに対して本当に感謝しています。今回、このように協定を締結できたことはこれまでの友情の証であり、また、既にある仙台市との多くの絆をこれからも大事にしていかなければと改めて感じているところでございます。また来年に向けて、より協力関係を強くし、常に近くで共にいられるようにしていきたいと思っています。

 

※これまでに事前合宿が確定した競技や協定先、協定の内容

競技

パラリンピック最大9種目

相手先

イタリアパラリンピック委員会（令和元年9月9日協定締結）

協定内容

• 仙台市は、最大9競技において、東京2020大会に出場するイタリア代表選手団の事前合宿を受け入れる。
• 合宿に参加するイタリア代表選手団は、仙台市内で実施される交流事業に参加する。
• 共生社会の実現を共に目指すパートナーとして、事前合宿期間中だけでなく、東京2020大会期間中もさまざまな関連事業において相互協力する。