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更新日:2020年2月29日
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令和2年2月29日
公共交通機関での下船後移動ということでしたが、これは新幹線等考えらえると思うのですけれども、どのようなものかというのを伺えますでしょうか。
私が聞いておりますところでは、在来線と新幹線をお使いになったということを聞いております。
仙台市内での滞在場所ですね、自宅というふうに考えてよろしいでしょうか。
ご自宅だということです。
この方、クルーズ船での乗船というのは、ご家族とではなくて、あくまで1人で乗船していたというような形になりますでしょうか。
(健康安全課長)
詳細な疫学調査をこれから行うところでございまして、ご本人から十分な聴取ができていないところでございますので、この点につきましてはこの場でのお話はご遠慮させていただければと思います。
濃厚接触者の家族というのは、乗船者ではないというふうに考えてよろしいでしょうか。
(健康安全課長)
そこも含めてノーコメントでお願いをいたします。
先ほど交通機関で在来線とおっしゃいました。仙台駅に着いてから在来線に乗られたのでしょうか。仙台駅に着いてからの自宅までの経路を分かる範囲で教えていただければと思います。あと、ご家族の方というのは奥様でよろしいのでしょうか。そのあたり言える範囲でお願いします。
利用された公共交通機関につきましては、私が先ほど在来線と新幹線というふうに聞いているというふうに申し上げましたが、詳細についてはここで申し上げることはできませんし、詳細まだ調査中であろうというふうに思います。
それからご家族につきましても、これもまだここで申し上げるところではないというふうに思います。
仙台駅からタクシーなどで帰っているわけではないという受け止めでよろしいでしょうか。
この点につきましても、詳細の聞き取りというのはこれからということになろうかと思います。
経過のところで、20日に下船をされて、23日に本市におけるフォローアップ開始とあるのですけれども、これは23日に仙台市内に入られたということなのでしょうか。この20日と23日の間、どういう動きをされていたのか教えてください。
(健康安全課長)
仙台市に23日に厚生労働省の方からフォローアップの依頼があったわけですが、その前に仙台の方にお帰りになっております。その間につきましては、厚生労働省の方から(ご本人に)フォローアップのカードを渡されまして、その間の体調の変化等について記録をするという形になっておりました。
ということは、具体的に何日に仙台市に帰宅されたのかというのは分からないということですか。
(健康安全課長)
20日下船で仙台に戻られているというところでございます。
20日中に仙台にもう帰宅されているということですね。
(健康安全課長)
はい。
23日からのフォローアップというのは、具体的にどういうことをされているのでしょうか。
(健康安全課長)
毎日1回、電話で体調の変化をお聞きするというものでございます。
県内にクルーズ船の下船者が2人いると聞いていたのですけど、もう1人の方というのは陰性で、今もそのまま陰性ということでよろしかったのでしょうか。
(健康安全課長)
県内では9名の方がおられます。現在確認をされておりますのは、9名のうちで今回の1名が感染が確認をされたというところでございます。
入院されている感染症指定医療機関なのですけど、これは市内ですか。
仙台市内の指定医療機関です。
今回の発生を受けて、仙台市の対応というのは、今、危機管理レベル1になっていると思うのですけど、そちらをどうされる予定なのかというのは現在お決まりでしょうか。
先ほども申し上げましたけれども、この後、危機管理連絡本部会議を開催をいたします。感染した方が確認をされたということですので、レベル2に上げる方向でこの後の会議を予定しているところでございます。
市民に対して自粛の動きなどを要請するようなお考えは、今現時点でありますか。
昨日も学校等での対応についてお話をさせていただきました。それからまた感染の拡大を防いでいくということが重要ですので、先ほども申し上げましたけれども、市民の皆さまお一人お一人に感染症予防対策というのをしっかり取っていただくようにお願いをすることと併せ、ご自身が風邪のような症状が出た場合には、お仕事を休む、あるいはまたコールセンターへのご相談等々もしていただくなど、適切に対策を取っていただきたいということを重ねてお願いをしたいというふうに思います。
28日の行動なのですけれども、微熱や喉の痛みが確認された後、指定医療機関の方に検査入院されるまでの移動手段はどのような形で入院されたのか、教えてください。
(健康安全課長)
自宅の方から民間の患者の搬送車を使って移送をしております。
金曜日なのですが、金曜日のいつぐらいに体の不調を訴えたのか、時間は分かりますでしょうか。
つまり昨日28日に症状があったということで、それが何時かということですか。
(健康安全課長)
詳細な時間は、すみません、こちらで今把握をしておりませんけれども、(市では)午前中に把握をしております。
その後、入院した時間というのは、そのまま午前になりますか。
(健康安全課長)
搬送等の調整に時間を要しますので、入院は夕方になっております。
今日、陽性が判明した時間というのはわかりますか。
(健康安全課長)
朝の6時でございます。
この男性のご職業は。
これも非常に個人情報に関わることだろうというふうに思います。
(健康安全課長)
感染源との接触機会の多い、例えば医療従事者とかそういう場合には公表を検討することになりますけれども、そうでない場合については公表をしないということにしております。そこはこれからの調査になりますので、まだ調査中でございます。
船内検査の実施日と陰性の判明した日について教えてもらいたいのですけれども。
クルーズ船内での検査で14日間健康観察の後に陰性が確認をされたということで、ダイヤモンド・プリンセスに乗船をされていた方と一律だったのだろうと思いますが。
(健康安全課長)
詳細については、すみません、情報としては入っておりませんけれども、15日の日に検体を取ったのか、検査結果が分かったのか、そこら辺がちょっと分かってないのですけれども、陰性の確認を受けたというお話は伺っておるところです。
この男性、食材の買い物にマスク着用してお出かけになられたということなのですが、回数と、これはスーパーということでよろしいかというのと、そのときの移動手段について確認させてください。
(健康安全課長)
詳細についてはこれから調査をすることになりますけれども、こういった行動歴ですけれども、仙台市としましては、感染者が他者に当該感染症を感染させる可能性がある時期の行動歴の情報とか、そういうものについては必要な範囲で公表することにしておりますが、いわゆる当該感染症を感染させる可能性がないということであれば、細かいところは公表しないこととしておりますので、ご了承をお願いしたいと思います。
念のため確認ですが、その可能性があるものとしては、この食材の買い物ですかね、市の方で確認しているのはこれだけということでよろしいですか。
(健康安全課長)
仙台に戻られてからの行動歴として、私どもの方で現在把握しているのが、食材の買い物程度には外出をした。ただし極力、自宅に居るようにしたというところは把握しているところですが、それ以上の詳細についてはこれからの調査になりますし、その詳細を公表するかどうかにつきましては、調査結果、他の方に感染をさせる危険性があるかないかの判断でさせていただければと思っております。
ダイヤモンド・プリンセスから陰性で下船した人で、各地で陰性で下船しているのに改めて陽性になっているという方が何人か見受けられると思うのですけれども、これについて政府の対応とかについて何かご意見等があれば伺えますでしょうか。
やはり一度、陰性ということで下船をされているわけですけれども、その後また陽性ということに転じる方が何人か出ているわけであります。そういう意味におきましては、大変心配をされるところでもございますが、厚生労働省を中心にしっかりとした検証を行うということですから、しっかりその辺のところを検証していただきたいというふうに思います。
この方の行動歴で、ちょっと分かる範囲でいいのですけれども、仙台市の公共交通機関、バスとか地下鉄とか使ったりしたことはあるのでしょうか。
先ほど申し上げましたとおり、在来線と新幹線については確認をしておりますけれども、その他についてはまだ詳細は聞いておらないところでございます。何分、陽性が確認されましたのが今朝でございます。その後にいろいろと聞き取り調査等々もさせていただいているわけでございまして、その辺のところは、今後どうであったのかということになろうかと思います。
食材を買い物に行ったというのは、その方の自宅の近くなのか、それとも遠くまで行かれているのか。
(健康安全課長)
そこの詳しい行動歴については、まだ確認ができていないところです。
公表できればでいいのですけれども、居住地は何区でしょうか。
これもプライバシーにかかわることでございますし、ここで申し上げることは控えたいというふうに思います。
下船した人で陽性に転じる人がいる関係で、仙台市といいますか県内にはまだ他にも8人下船した方がおります。仙台市のフォローアップについて、例えば強化するとか、そういったことを指示する考えはありますでしょうか。
これは厚生労働省からの依頼で行っているものでございます。この点についてはどうなるのでしょうか。確かに陰性で下船をされた方が陽性に転じるという例が本市でも発生したわけでございます。その他の地域でも見られることでもありますから、今後はここのところは厚生労働省とも詰めていかなければいけないことではないかと、私自身は思います。
より注意深く見たほうが良いというふうなお考えはありますでしょうか。
そういうふうにしたほうが良いのではないかということについて、やはり厚生労働省も今回のことにつきましていろいろと検証されるということですけれども、何例か出てきているので、フォローアップの検査をもう少し強化すべきではないかということについては、個人的にそうすべきではないだろうかということを進言するということも、十分に考え得るものだというふうに思っています。
クルーズ船を下船された方、県内居住者9人いらっしゃいますけれども、この方以外に仙台市在住の方は何人いるのでしょうか。
(健康安全課長)
こちらのクルーズ船下船の方は14日間の健康観察の後、PCR検査で陰性確認で下船をされまして、感染症法上は特段何の行動制限もない方でございます。こちらの健康のフォローアップにつきましても、あくまでもご本人のご協力の下に実施をできているというところもございますので、やはりご本人たちの個人情報保護の観点から、県内でということでの公表とさせていただいているところでございます。
今この方が重篤な状況ではないということなのですけれども、持病があるというような情報は確認していたでしょうか。
(健康安全課長)
こちらにつきましては個人情報になりますので、この場でお話をすることは差し控えさせていただきたいと思います。
民間の輸送車というところでしたけれども、もうちょっと詳しく、どういったものなのかというのが分かればと思うのですが。
(健康安全課長)
仙台市におきましては、例えば他の感染症、結核などでも使っております、いわゆる民間でこういった救急の搬送ですとか、もしくは病気の方の搬送を請け負っている業者になります。運転手等につきましては、きちんとその防護対策をした上で対応に当たるということになっている会社です。
28日のこの微熱と喉の痛みを確認したのは、これは1日1回のフォローアップでお電話されたときにご本人からそういう訴えがあったということを意味しているのですか。
(健康安全課長)
そうです。こちらからフォローアップの電話をかけたときに症状があるということで、病院の方を受診いただいたということになります。
クルーズ船の検査で陰性になった後に公共交通機関でお帰りになったということなのですけれども、これは政府の対応だったと思うのですが、各地で陰性後に陽性になる方もおられて、公共交通機関で移動していた間に感染のリスクがあったかどうかというのはゼロではないと思うのですけれども、そういう政府の対応については、市長としてどのようにお考えでしょうか。
今回この感染が確認された患者さんですけれども、移動の際もマスクを着用していたということでございます。そういう意味におきましては、十分にご自身もそのリスクというのでしょうか、そういうことが他に及ばないということも含めて、いろいろな思いでマスクをされていたのだというふうに思います。ですから、他に濃厚接触者はいないだろうというふうに認識をしているところでございます。
ただ先ほども申し上げましたように、何例かこういう状況が出てきているのも事実です。新型コロナウイルスのどういう感染の状況があるのか等々、まだ詳細がはっきり分かっていないというところもありますけれども、これは一日も早く政府の方には解明と合わせて、治療薬も含めいろいろな対応を、万全な対応をとっていただくように、これもまた強く申し上げたいというふうに思います。
ご家族のその濃厚接触者の方が1人おられるということでしたけれども、こちらの方というのは現在ご自宅にいらっしゃるということでよろしいのでしょうか。
(健康安全課長)
今現在ということではないのですが、一緒に感染症指定医療機関の方に入院をいただいて、検査をした状況でございます。陰性が確認されましたので、ちょっとその後の状況をまだ把握できていない状況ではございます。
濃厚接触者1人ということなので、非常にチェックしなければいけないところだと思うのですけれども、この方についての対応というのは、どういったことを考えているのでしょうか。
(健康安全課長)
最終接触日から14日間、保健福祉センターの方で健康観察を行うことになります。
最終接触日というのは、昨日になるわけですか。
(健康安全課長)
そうですね。昨日ですね。
昨日から14日間ということですか。
(健康安全課長)
起算日は今日になります。
今日から14日間。分かりました。
皆さんに改めて申し上げたいと思うのですけれども、先ほど新型コロナウイルスがどういうものであるのか、その真相がまだ分からないというふうに申し上げましたけれども、それこそ感染をされても軽度でおられる方々、そして重篤になられる方々といろいろあるようでございます。一般の皆さま方には、やはり普通の感染症対策を徹底していただくということが、何よりもこの新型コロナウイルスの感染の拡大防止には重要なのだと思っておりますので、ぜひともインフルエンザや風邪の予防のための感染症対策、これを徹底していただくことを重ねてお願いをさせていただきたいと思います。
市内で初めて感染者が確認されたということで、3月11日に市主催の(東日本大震災仙台市)追悼式、計画されていると思うのですが、そちらへの対応というのをお願いします。
追悼式というのは、改めて私が申し上げるまでもありませんけれども、犠牲になられた方々を悼んで復興を願いますとともに、それからまた風化ということが憂慮される中でずっと後世にも引き継いでいくためには、重要な意義を持っているというふうに考えております。
改めて今般、(新型コロナウイルス感染症の)患者の方が確認されたということについては、重く受け止めておるところでございます。そしてまた、今回こういうことで市民の皆さま方もご心配が多くなってこられるんだろうというふうに思っています。
追悼式の意義につきましては変わるものではないというふうに思いますけれども、今回の件を受けまして、どのようなあり方が望ましいのか、改めて検討させていただきたいというふうに考えております。
昨日発表された学校の休校の件なのですけれども、1年生から3年生と、あと特別支援学級の子は小学校で受け入れるということだったのですが、そのあたりの対応というのは変更というのはないのでしょうか。
これは変更はございません。感染リスクを少なくしていただくためにも、ご家庭のご事情で自宅に居ることが難しいというお子さまについてはそのようにさせていただくということで、これからも万全を尽くしてまいりたいと思います。
児童クラブの対応も見直す考えは今のところはない、ということでいいのですか。
児童クラブも、いろいろご心配の声も昨日も議会でもございましたけれども、これも対策を取った上でそのようにさせていただくということでございますので、なおその中で十分に対応できるようにしてまいりたいというふうに思います。
3.11の追悼式の方なのですけれども、こちらは縮小も視野に入れるということでしょうか。
望ましいあり方について考えていかなければいけないというふうに思います。
今の検査体制、2カ所あるところだと思うのですけど、それについては今後拡大していくとか、そのようなお考えはあるんでしょうか。
政府の方でも検査体制の充実ということについて言及をされております。本市も含めて、検査体制については今行っている状況からどのくらいまで拡大できるのか、強化できるのかについて、これもまたいろいろと議論していきたいというふうに思っております。
濃厚接触者に関して、14日間保健福祉センターで健康観察ということですが、こちらはもう自宅に帰らずに、ある種隔離するような形で健康観察をしていくということでしょうか。
(健康安全課長)
濃厚接触の方につきましては、感染症法上、入院等の強制的な措置ができるような状況ではございませんので、ご自宅の方で極力外出をなさらないような形での生活をお願いをして、健康観察をしていくことになります。
その検査のたびに保健福祉センターが定期的に電話などをして確認をしていくと、そういうようなイメージですかね。
(健康安全課長)
はい、そうなります。
(健康安全課長)
公共交通関係で随分とご質問を頂戴をしておりまして、もしかすると誤解があるのかなということで、改めて確認をさせていただきたいと思います。
ご本人、下船後、横浜から東京まで在来線を使っている。JRかどうかは確認できておりません。それから東京駅から仙台駅までは新幹線を使われている。それ以外の交通機関については、現在把握をしておりません。今後、調査はいたしますけれども、調査の結果につきましては、先ほど申し上げましたとおりでございまして、いわゆる感染の可能性があるということであれば、より詳細にお話をすることになりますけれども、その可能性が無いということであれば公表は差し控えるような形になりますので、ご了解をお願いいたします。
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