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更新日:2023年6月21日
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令和5年6月20日
サクレー大学のソレイユという放射光施設も視察されたというお話がありましたけれども、リサーチコンプレックス、東北大学の所に仙台市も集積していきたいというお考えがあると思うのですが、視察したことによって、どういうところが具体的には参考になって真似できる部分かなという、具体的な感想をお伺いできればと思います。
パリのサクレー大学の中にある放射光施設「ソレイユ」を見させていただいたところですけれども、これが稼働したのは2007年と伺っておりまして、それ以降ずっと本当に高い稼働率を誇っておられる様子も改めて聞かせていただいたところです。加えて、硬X線と軟X線で、軟X線の活用の方が近年増えてきているというお話を伺いました。そして多くがそちらの方にシフトしてきているということです。その軟X線というのは柔らかいものの測定を得意とするという面では、青葉山に整備されているナノテラスと同じでございます。そういう意味で非常に参考になったなと思っているところです。あちらではバイオですとか化粧品ですとか、さまざまなところに使われているというような報告もいただきました。本市においてもそういうような形でなお活用が進むことを期待したいと思って帰ってきたところです。
OECDの会合(第6回OECDチャンピオン・メイヤー・ミーティング)で、市長は発表を日本語で行われたと聞いているのですけれども、日本語で行った理由というのはどういったところなのでしょうか。
通訳が付くということでもございました。それからまたいろいろとディスカッションしていくに当たって、ちゃんとすぐさま対応できるということであれば日本語が安心だなと思ったものですからそうさせていただいたところです。
これは考え方ですけれども、英語でやった方が伝わるというか訴える力があるという考え方もあると思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。
そうですね、それぞれの首長さんたち、本当にいろいろな地域からおいでになっていました。英語でお話をされる方、フランス語でお話をされる方、また自国の言葉でお話をされる方、スペイン語で話される方、さまざまおられましたので、確かに英語だけでいろいろとやり取りができればそれは最もいいのだろうとは思いましたけれども、いろんな国の方々のそういうような状況でしたので、私も日本語はなかなか他にはなじみがない言葉ではありますけれども、日本語でさせていただいたところです。
先ほど最後に「仙台が世界に選ばれる都市に」というお話があったと思うのですが、それはどういう意味でというふうにおっしゃったのですか。
これは私どもの方針(仙台市基本計画)の中に、仙台を世界から選ばれるまちに高めていきたいという目標がございます。それに向けて今回のOECD(チャンピオン・メイヤー・ミーティングへの出席)もそうでしたし国連(ハイレベル会合への参加)もそうでした。さまざまな面で内外に発信できる大きな機会をいただき、これを糧にさらにネットワークを拡大していって、世界の国から仙台に来ていただいたり、あるいはまた仙台で仕事をしていただいたり暮らしていただいたりなど、そういう意味での「仙台が世界に選ばれるまちに」ということであります。投資も含めてですけれども。
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