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更新日:2023年10月31日
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令和5年10月30日
やっぱり財源が必要だというお話をなされておられたのですけれども、それであえて名前を財源検討会議から推進検討会議にされた意図というものをどういうふうに考えたらいいのかということと、あと財源ということでいうと、やはり宿泊税の導入も視野に入れていろいろ検討をお願いするというふうに考えてよろしいのか。あと、複数回開催して報告書を取りまとめるとありますけれども、この取りまとめのめど、時期どれぐらいをイメージされておられるのか教えていただければと思います。
まず1点目ですけれども、(検討会議の)再開の判断をするに当たりまして、その検討会議の委員の皆さま方や、それから観光関係団体の皆さま方にご意見をいろいろと聞かせていただいてきたところでございます。その中では財源の前に交流人口拡大に向けた施策ですとか使途、これを明確にしていくことが重要ではないかというご意見が大勢だったというふうに聞いておりまして、ならば検討会議の名称も議論の主眼を念頭にこのように変えた方がいいのではないかということで判断をしたところです。それと2点目、とはいえ宿泊税が必要と考えているかということだろうというふうに思いますけれども、さまざまいろんなお話を伺っている中でやはり仙台がこれまで以上にこの激しい都市間競争の中で選ばれていかなくてはいけないと、そのために観光に力を入れていく必要があるのだと、これは共通認識です。そしてそのために強化していく施策の方向性と財源について、これは表裏一体でもあろうというふうに思っておりまして、これについてやはり議論をしていくべきだというふうに思うところです。また一方でコロナ禍がだいぶ長く続きましたから、その回復状況がどうなっているのか、あるいは昨今の人件費ですとか物価高騰の影響というのがどの程度なのか、経営状況も配慮しながら検討を進めていかなくてはいけないというふうにも思っておりまして、まさにそこは今後の議論の流れということになろうかと思います。3点目については担当から。
(観光課企画調整担当課長)
今後のスケジュールについてでございますけれども、まずは複数回開催するということにしておりますが、やはり検討会議の議論の進捗(しんちょく)ですとかそういったものに応じて、適宜取りまとめの時期とかも検討してまいりたいというふうに考えておりますので、まずは議論を進めていきたいというふうに考えております。
そうすると宿泊税の導入するしないも決まっていない段階ですけれども、少なくとも来年度から実施したいとなればその前に取りまとめをしてもらって条例制定などが必要だと思うのですけれども、来年度の実施などはまだ考えていないという受け止めでよろしいのでしょうか。
いろいろとこのメンバーの皆さま方にお話を聞いていく必要があるのだろうというふうに思います。前に令和2年に(検討会議を)設置をした時には県の方でこの議論が先行していたということもあって、本市において宿泊税の導入に向けた方向でいろいろご議論いただいたところでございますが、今回はまたそれからコロナという困難な時代を通り過ぎた後の今の状況です。やはり仙台としても観光に力を入れていかなくてはいけない、そのために観光のさまざまな磨き上げをしていかなくてはいけない、選ばれる観光地になっていかなくてはいけない、その課題についてこれもいろいろとご意見が出されるものと期待をしているところです。まずはそれらの議論を見ながらということにやはりなると思います。
スピード感を持って検討してほしいという思いはないという受け止めでいいですか。
いや、都市間競争はもう既に始まっているところだと思いますので、できる限りスピード感を持って議論していただきたいというふうに思ってはいるところです。
議論の進め方なのですけれども、前回県の方で条例提出まで行きましたけれども、それが取り下げになって、その時に出されたのが3千円以上のところに1泊300円というのがありましたけれども、その枠組みを前提にといいますかそこを下敷きにした上で、じゃあ仙台市としてどうするという議論になっていくのでしょうか。
県の方でも今後どのようにされるのか、宿泊税について知事も強い関心をお持ちになっておられましたけれども、以前の条例案をそのままなのかどうか、このこともまだ私自身は確認をさせていただいておりません。本市においてとにかく観光の磨き上げ、そして多くの観光客を受け入れるに当たっての課題、これをいろいろとご議論いただいた上で、その財源についても併せたご議論をというふうに思っているところです。
委員の選定というかメンバーなのですけれども、前回よりお一人増えているのかなと思うのですけれども、作並温泉旅館組合(組合長)を入れた、これが多分新しく入ったのかなと思うのですが加えた理由などあれば教えてください。
今回実は新たに宿泊関係団体から2名をお願いいたしました。県全体の状況を把握されている宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合の理事長さん、それから本市を代表する温泉地である作並温泉から作並温泉旅館組合の組合長さんに新たに就任をお願いしたところでございます。
この2人を加えたのはどういったところからといったらいいでしょうか。
これはやはり現在の状況についてよく知る方々ですので、現在の状況とそしてまたこれから観光を大きくしていくに当たってどのような課題認識をお持ちなのか、率直なご意見をお聞きしたいというふうに思ってのことです。
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