令和6年2月6日
（担当）経済局スタートアップ支援課
（直通）022-214-8252

 

本市では、スタートアップを経済成長のエンジンと位置付け、地域経済の持続的な成長に向けた取り組みとして、スタートアップの成長支援や次世代の人材育成を進めています。令和2年5月にはNTTグループと「都心部の活性化に関する連携協定」を締結し、その連携項目の一つである「スタートアップ拠点形成に向けた取り組み」を進めてきました。

このたび、3月14日（火曜日）にスタートアップのワンストップ支援拠点「仙台スタートアップスタジオ」を開設します。引き続き、仙台・東北から世界を変えるスタートアップが連続的に生まれるエコシステムの構築に取り組んでまいります。

1　概要

（1）名称

仙台スタートアップスタジオ（Sendai　Startup　Studio）

（2）目的

仙台・東北から世界を変えるスタートアップが生まれることを目指し、事業の立ち上げや成長に向けたさまざまな支援を提供するとともに、市内に集まる支援者、東北にゆかりのある首都圏の支援者等との連携を強化し、支援体制の一層の充実を図る。

（3）開設日

3月14日（木曜日）

（4）開設場所

アーバンネット仙台中央ビル（青葉区中央4丁目4-19）内

※せんだい都心再構築プロジェクト第1号案件

（5）支援対象

仙台・東北のスタートアップおよびスタートアップを目指す者

（6）事業内容

1. スタートアップ向け窓口相談
2. アドバイザリーボードおよびメンターズボックスのメンバーによる個別アドバイス
3. 事業の立ち上げや成長、コミュニティ形成等に資するイベントの開催
4. 大学発スタートアップ等への集中支援プログラムの実施
5. 仙台市内で新たに事業を始める外国人の起業相談対応（スタートアップビザ等）
6. 専用ウェブサイト（外部サイトへリンク）での情報発信　※3月14日（木曜日）リニューアル予定

2　スタートアップ向け窓口相談（1（6）1）

（1）窓口開始日

3月18日（月曜日）

（2）開設時間

平日（年末年始を除く）　9時30分～18時30分

※事前予約優先。月2回土曜日に相談実施日を設定し、事前予約のみ対応

（3）支援内容

1. スタートアップの知見を有する相談員による、課題解決に向けた助言
2. 連携する支援機関の相談員等による、相談内容に応じた助言
3. 仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会会員等の各種支援施策の紹介

（4）相談体制

2名常駐（相談員1名、市職員1名）

※相談内容に応じ、連携する支援機関の相談員等が同席

（5）申し込み方法

専用ウェブサイト（外部サイトへリンク）からお申し込みください。

3　アドバイザリーボードおよびメンターズボックス（1（6）2）

（1）アドバイザリーボード（5名）

仙台経済同友会との連携の下、仙台・東北の経営者が事業の成長・拡大に向けた経営、組織づくり、販路拡大等に関するアドバイス等を行う。

• 今野印刷株式会社　代表取締役社長　　　　橋浦　隆一（はしうら・りゅういち）氏
• 株式会社福田商会　代表取締役　　　　　　福田　大輔（ふくだ・だいすけ）氏
• 株式会社ハミングバード・インターナショナル　代表取締役社長　青木　聡志（あおき・さとし）氏
• 株式会社zero　to　one　代表取締役CEO　竹川　隆司（たけかわ・たかし）氏
• MATトライアングル株式会社　代表取締役CEO　公認会計士　谷藤　雅俊（たにふじ・まさとし）氏

（2）メンターズボックス（4名）

首都圏等で活躍するスタートアップ経営者、ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家を中心としたメンバーが新規事業の練り上げや資金調達など、事業の立ち上げに向けたアドバイス等を行う。

• TOMORROW　COMPANY　INC.　Founder＆CEO　鈴木　修（すずき・おさむ）氏
• 株式会社キープレイヤーズ　代表取締役　　高野　秀敏（たかの・ひでとし）氏
• THE　CREATIVE　FUND,LLP　代表パートナー　小池　藍（こいけ・あい）氏
• STORES株式会社　元取締役CPO　　塚原　文奈（つかはら・あやな）氏

4　開設記念イベント

（1）日時

3月14日（木曜日）～17日（日曜日）

（2）会場

アーバンネット仙台中央ビル　1階ほか

（3）内容

＜3月14日（木曜日）＞

1.仙台スタートアップスタジオ　オープニングイベント

福岡市など、スタートアップ支援に先進的に取り組む都市のイノベーション拠点のキーパーソンによるパネルディスカッション

2.仙台グローバルスタートアップ・キャンパス　ビジネスアイデアコンテスト

仙台グローバルスタートアップ・キャンパスの参加者10名程度がビジネスアイデアを発表し、資金調達にチャレンジするイベント

＜3月15日（金曜日）～17日（日曜日）＞

起業家応援イベント「SENDAI　for　Startups！」

※詳細は後日あらためてお知らせします

【参考】ロゴマークについて

 

 

（1）デザイン制作者

ケン・タカハシ　氏

（2）制作者のコメント

仙台・東北への想いのある方々が握手をするイメージで、東北6県の6個のモチーフによりSendai　Startup　Studioの頭文字「S」が浮かび上がるようにシンプルに表現しました。また、華やかで個性的なターコイズブルーと爽やかなミントグリーンが織りなす東北のイメージカラー「Tohoku　turqu-mint」（トーホク・タークミント）により東北の豊かな自然を表現するとともに、個性豊かな才能を持つ方々がフレッシュな気持ちで事業をスタートして欲しいという願いを込めました。

（3）ケン・タカハシ氏について

仙台市出身。米国ニューヨークのデザイン業界を裏方として支えるクリエイティブ・ディレクター。さまざまな有名ファッションブランドと、全米オープンゴルフの会場となったゴルフクラブ、米国プロスポーツチーム、米国高級車ブランド等とのコラボレーション企画を展開し続けるなど、多数のプロジェクトを指揮してきた。ヴォーグ誌に取り上げられるデザイナーでもあり、また、独学で習得した手法で描くアーティストとして、高級ファッションブランドの50周年記念ギフトの制作など多数の作品を手掛けている。