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更新日:2024年4月10日
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令和6年4月9日
NanoTerasuシェアリング2000なのですけれども、昨年12月から募集というか開始されていて、現在の申し込み状況について伺えればと思います。何社ぐらいというところ、それとどういった業態企業なのかというところをお願いします。
(リサーチコンプレックス推進室長)
現在予約が確定しておりますのは2社でございまして、複数社から相談を受けている状況でございます。今日お話しした支援パッケージやナノテラス運用開始の報道などがきっかけとなり、多くの企業の皆さまに興味、関心を寄せていただくことを期待しております。
会社名まではいいのですけれども、業態を伺えれば(と思います)。
(リサーチコンプレックス推進室長)
食品関係、それから機械製造業の会社でございます。
今回の支援パッケージの中で、ナノテラス測定に関する専門家に事前相談と測定支援補助金というのは、今回初めてオープンされた情報でよろしいでしょうか。
そのとおりです。
今回(パッケージを)設けた目的ですね、あとその背景について伺えればと思います。
(リサーチコンプレックス推進室長)
まず、放射光専門家によるナノテラス測定に関する事前相談でございますが、やはりナノテラスあるいは放射光施設を使った分析というものに対して経験のない会社、あるいは経験の少ない会社が多うございます。そういった企業の皆さまにもナノテラスを使っていただくために、専門家からのアドバイスをいただく機会を設ける必要があると考えたところでございます。
それからもう一つ、ナノテラスの測定支援補助金でございますけれども、やはり測定、分析、解析については、それについても経験のない会社も多うございます。そうしますと、専門的な技術を持った大学であったり研究機関であったり、あるいは分析会社の支援が必要であって、その支援にはお金がかかるということで、そういった形で企業の皆さまのナノテラス活用を支援するということが狙いでございます。
いわゆるリサーチコンプレックスの形成というか、そういうところに今後本格運用をもって取り組んでいくということになると思いますけれども、改めてその意気込みを伺えればと思います。
このナノテラスにつきましては世界最高水準の分析機能を有する施設でして、平成30年から国、また地域の5者、これがパートナーを組んで一体となって整備を進めてまいりました。今日から本格運用が始まるということで大きな期待を寄せているところです。これまでも度々申し上げてまいりましたけれども、このナノテラスを国内外のさまざまな企業の方々に活用していただく、そして研究開発拠点をこの仙台に、この近くに集積をしていくことにもつながるだろうと思っておりますし、また、産業界、学術界に極めて大きなインパクトをもたらす施設が本格運用するということですから、この地域にいろいろなものが集積してさまざまなイノベーションを生み出していくことになるのだろうと思います。これがひいてはこの地域の大きな活性化にもつながりますし、日本全体の活性化にもつながってくると、このように期待をしております。
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