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更新日:2024年5月15日
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令和6年5月14日
このダイバーシティ推進会議で目指される世界標準のダイバーシティというのがどういうものなのか、市長からご説明いただければと思います。
先ほどもお話をさせていただきましたけれども、OECD加盟、世界38カ国くらいだったかと思うのですけれども、そこの都市の持続的な成長という考え方、指針が示されているのですけれども、その中の重要な要素というのがダイバーシティ&インクルージョンというふうに言われています。このことは、やはりいろいろな方々がその人らしく暮らせるような都市をつくっていくということなのだろうというふうに認識をしておりまして、あらゆる面で多様性を受容するということが重要なのだと思っています。そうしたことを全国に先駆け、これまでも市民協働でさまざまなまちづくりを進めてまいりました。例えば女性や障害者の方々の観点から防災を推進していくですとか、あるいはまた障害者の方々の暮らしやすいまちづくりのために、国の方からも(「身体障害者福祉モデル都市事業」の)第1号認定をいただきましたけれども、それらも含めてこれからは外国人の方々も暮らしやすいまちというのをつくっていかなくてはいけない、そういう思いでダイバーシティの国際標準ということを目指すといたしたところです。
会議で指針を定めるに当たってということをご説明の中であったと思うのですが、その指針というのは計画として出るのかあるいはビジョンとして出るのかとか、どういった形で指針としてまとめられることを想定されているのか。
これは推進会議の議論を見守りつつということになろうかと思います。今ここでこのような指針にするというようなことは申し上げませんで、委員の方々本当に多様な方々にご参加いただく推進会議です。その推進会議の中でもんでいただいた上で、どのようなものになるのかということになろうかというふうに思います。
イメージとしては計画というよりは、何かこういうまちにしたいというか、目標とかが出てくるというような感じなのでしょうか。
目標というよりは具体的にどういうような形で進めるべきかということになるのではないかと思っています。目標自体はもう既にこの世界標準のダイバーシティということだというふうに認識をしております。
ご議論いただきたいことを、まず市長から最初の会議でお話しになるということもありましたけれども、この会議でどのような議論を委員の方にしていただきたいかについてご説明お願いします。
まず、OECDのチャンピオン・メイヤー・イニシアチブに参加をさせていただいて、地域の包摂的成長というのには、やはり多様性、多様化する価値観、またお一人お一人のお気持ちということ、これに寄り添った対応が重要だということも強く認識をしたところでございます。そういう意味では、これから外国人が大幅に増加することが見込まれる中にあって、これまでも多様な主体とともに仙台のまちづくりを進めてまいりましたけれども、国籍や性別や、それから年齢や障害のあるなしやさまざまなことにかかわらず、誰しもが活躍できるまちを目指していきたいというふうに思っていて、そのための会議になるのだというふうに期待を寄せています。
年度内に4回、検討会議を開催するということで、この4回を通してどういった成果物が出てくるのかというイメージがもしあれば、伺えればと思います。
今日皆さんの資料の中に、メンバーを予定している(委員の)お名前も出ているかと思うのですけれども、本当に多様な方々にご参加をいただくことになります。そういう意味ではもうお話を聞くだけでも楽しみだなというふうに思っておりまして、さまざまな、ひとくくりで国際的な、国際標準のダイバーシティと言っても、いろいろな分野があるというふうに思っています。例えばまちづくり、まちづくりの根幹ともなるべく行政サービスはどうあるべきなのかとか、それからまた教育はどうあるべきなのかですとか、それからまたいろいろなまちのハード面ではどういうふうにやるべきなのか、もちろんソフトもですね。それから雇用ですとか医療ですとか、もういろいろな分野に幅広く広がる課題だというふうに思っておりまして、そういう意味では、皆さま方に多様なご意見をいただいた上でまとめていきたいなと思っています。
何かその4回を通して報告書みたいなものが最終的に出てくるということなのでしょうか。
(ダイバーシティ推進課長)
委員の皆さまから提言書みたいなものをいただくというようなイメージではなくて、仙台市の方から指針のたたき台のようなものをお示しして、その中でご意見をいただいていくというような考えでおります。
会議自体は年度限定(の)ものなのか、次年度以降も開催するのか、どういった形で進められるのでしょうか。
まとまれば今年度ということですけれども、まとまらなければということであればそうなるのかもしれませんが、でもこれだけの皆さんたちに日程を取っていただいて、きっと闊達(かったつ)なご意見(が)いただけるものと思いますので、できればまとめたいなというふうに思っています。
今回のダイバーシティ推進会議の議長とか委員長は決められていらっしゃいますか。あともう1点、4回、年度内に開催されるということなのですけれども、例えば各会のテーマとかってすごく多岐に議論がわたってしまうのですけれども、具体的なテーマみたいなものはお示しになって議論されるのですかね。
委員長、副委員長なのか、会長、副会長なのか、これはまだ皆さま方にお集まりをいただいた中でお決めをいただくということになるかと思います。
(ダイバーシティ推進課長)
4回ごとに例えば今回はこういう分野、次はこういう分野というイメージではなくて、1回目で皆さまからさまざまなご議論をいただいた上で、我々の方から今後の検討の方向性みたいなものをお示ししながらつくっていくというようなイメージでおります。
多岐な分野の、先ほど言ったとおり雇用とか医療とかさまざまな分野の話がダイバーシティに絡んでくると思うのですけれども、その中で第1回で議論に出てこなかったテーマは話し合われないとか、そういう流れになるのかというのを確認したい。1個1個テーマを決めて出すというわけではないということでしたので、1回目で例えば出てこなかったテーマというのは(それ以降)出てこなくなってしまうような感じなのか、それとも仙台市から2回(目)以降出てこなかったこのテーマについても話し合ってほしいということで出していくのか、そのあたりの進め方について確認してもいいですか。
(ダイバーシティ推進課長)
今回、委員の皆さまにはそのダイバーシティの範疇(はんちゅう)である、例えば年齢ですとか国籍ですとか性別、あと障害の有無などですね、そういった幅広いご意見をいただける皆さまに委員の就任をお願いしているということもございますので、基本的には第1回の中でさまざまな意見というのは出てくるのではないかなというふうにご期待申し上げているところではございますが、その中で不足するなというような点がありましたら、第2回の方で我々から議論の論点として提示するということもあろうかと思います。
委員の名簿のところで(予定)とあるところがちょっと気になったのですけれども、これは増えたり減ったりするのでしょうか。それとももう内諾は得ているのでしょうか。
(ダイバーシティ推進課長)
こちら12名の皆さまにご内諾はいただいているのですけれども、委員の委嘱につきましては6月2日の当日になるということで、予定というふうな書き方をさせていただいているところでございます。
ちょっと意地悪な言い方になるかもしれませんけれども、12人のうち4人の方、東北大学の方がいらっしゃって、それだけ重要なパートナーということで、しかもそれぞれのご専門があるのだと思いますけれども、この4人を入れたというところについてご説明いただけますでしょうか。
外国人の方々も入っているということもありますし、それぞれご専門も違った中でいろいろな視点でお話しいただける方が東北大学にご在籍だったということと私は思っています。
(ダイバーシティ推進課長)
今回東北大学の方、多くはございますが、その他にも東北工業大学の副学長でいらっしゃいますとか、宮城教育大学の方からも本図(ほんず)先生にご内諾をいただいているというところがございましたので、特段その東北大学にのみ偏っているというふうには我々の方では考えてはいないところでございます。
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