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更新日:2024年5月29日

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令和6年第2回定例会に提出する議案について(質疑応答)

令和6年5月21日

 

Q1

6月議会への提出を当初目指していた宿泊税に関しての議案(が)今回ないのですけれども、今回は見送るということでよろしいのでしょうか。

A1

そうですね。これまでも宿泊関連事業者の方々と意見交換を重ねてきているところではありましたけれども、なお事業者の皆さま方にとってご負担となる導入コストなどの詳細な実態というのも把握をしながら、対応策を検討する必要があるというふうに考えております。併せまして、具体的な使途などについても、これも広く求められているところでして、関係の皆さま方に丁寧にご説明をしたいというふうに考えており、今議会への提出は見送ることといたしました。

 

Q2

課税額などの点について引き続き県と協議中かと思うのですが、そのあたり、県は300円、市は200円というあたりでの調整も協議(が)続いていると思うのですが、もう少し具体的に今どのあたりを詰めているという部分あれば教えてください。

A2

その点については、県と協議はずっと続けているところではありますけれども、現段階で調わないところもございますし、それからまた本市としてやるべきこともあるだろうということでございます。

(観光課企画調整担当長)

今の件について補足でございますけれども、税率とかも含めて、免税点、課税免除、さまざまな論点がございまして、大枠としては同じ方向を向いて議論ができているものというふうに考えております。その中でより詳細な条件とかについては鋭意詰めているという段階でございまして、協議は引き続き継続させていきたいというふうに考えております。

 

Q3

そうすると、今回の宿泊税の条例案提出は9月議会以降という方針になるのでしょうか。

A3

県と市、協調しての提出が望ましいということは、知事もそのようにお話しだと承知をしておりますし、私もそれは望ましい方向だろうというふうに、その後のことを考えても思っていますので、県との協議を続けていくわけです。けれども、9月に調うのかどうかということについては、またこれもいろいろ出てくることがあるかもしれませんし、本市といたしましては、この間も度々申し上げてきましたけれども、今のこの時期を見てやはり観光施策というものの拡充というのが必要だというふうに思っておりますものですから、インバウンドがこれだけ活況を見せている中でできるだけ早めに取り組みたいというふうにも考えておりますし、ですから課題として残るところについて早めに協議が調うということを目指したいということです。

 

Q4

県との調整、ぎりぎりではないですけれども、ここまで時間がかかると難航しているのかなと思う県民の方、市民の方もいらっしゃるかと思うのですけれども、市長として調整が続いている難しい点などありましたら教えていただけますでしょうか。

A4

これも詳細について今事務方同士でいろいろ調整を図っているのだと思います。大枠のところは、知事と私とでいろいろお話をする機会ではある程度同じ思いであるなというふうに認識を私はしていますけれども、詳細ここが難しいというところがあるのかどうか。本市においてもさまざまな宿泊事業者の方々がおいでですし、そういう皆さま方のご不安に思われていることにもやはり丁寧に対応していかなくてはいけないというふうに思っています。実際に導入した場合にご負担をかける宿泊事業者の方々、どういう影響が出ているのかということも詳しくお聞きした上で、それに即した対応が取れるようにしていかなくてはいけないという本市側としての課題もあるのだというふうに思っています。

 

Q5

確認ですけれども、9月(議会)以降の提出を目指すのか、あるいは9月議会での提出を目指すのか、これどちらでしょうか。

A5

今の段階で私としてはなるべく早めにという気持ちは変わらないわけでして、ご理解をいただけるように丁寧にした上で県とも調えばいいなと思っています。