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更新日:2024年11月6日

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タイ・バンコク訪問を終えて(質疑応答)

令和6年11月6日

 

質疑応答の内容

Q1

タイ訪問について伺いたいのですけれども、タイ国際航空をお訪ねになった際に意見交換をされて、(定期便)再開への課題のお話もあったと伺ったのですが、具体的にどういった課題が挙げられたのでしょうか。

A1

まず、タイ国際航空では、仙台国際空港の立地都市である名取市さん、岩沼市さんの皆さん、それからまた仙台国際空港の方々と共に、新規路線検討部門の幹部の方々と具体的な検討に向けた意見交換ができたと思っております。定期便再開に向けては、機材の問題がやはりまだ課題が残っているようでございます。それからカーゴ(積み荷)の問題についても意見がございました。インバウンド、アウトバウンドの状況がどうなっているのかというような具体的なところもお話ができましたし、それから訪問団の方からはタイの皆さま方が喜んでいただけるような各都市の魅力というものもお話をさせていただいて、本当に早期に再開に向けてお取り組みいただける感触というのは持って帰ったところでございます。

 

Q2

先方の反応というのはどういったものだったでしょうか。

A2

「次の(就航)都市は仙台」とお考えいただけているものと認識をいたしました。その上で、その機材のお話というのがまだあるのだなということも印象を持ったところです。

 

Q3

介護人材を含めた人材の送り出し会社への訪問の関係で、仙台への送り出しについて先方の感触はどういったものだったでしょうか。

A3

日本にはさまざまな職種での人材を送り出しておられるということを聞かせていただきました。ただ、東北エリアについてはまだそのご経験はないというようなお話でもございました。実際に介護で仕事をしたいのだという学生さんにもお会いしてきたところですけれども、なかなか日本語検定のところが少しハードルが高いようなことも聞かせていただいたところでもございました。ただ、意欲を持って、そして日本の文化にいち早く慣れるようにいろいろな訓練を学生寮の中でもお取り組みいただいているのがうかがえて、大変心強く思って帰ってきました。例えばごみの分別、出し方ですとか、さまざま日本語とタイ語とで表示されていて、日々の暮らしの中でそのようなことを学んでおられるのだなというのを感じました。

 

Q4

仙台も含めて東北への送り出しがなかなかないということで、その辺の理由については、何かハードルがあるのでしょうか。

A4

お邪魔した送り出し機関の、日本におけるいろいろな相談事等をやってくださっている施設があるのですけれども、そこではまだ西の方に寄った活動をしているようで、(東北に関する)情報収集がまだなされていないのだなと、あるいは情報提供が十分にできていないのだなということを感じました。本市での状況も含めて、これから介護を担っていただく方々については、強い思いを持っている旨はお伝えしてきたところです。

 

Q5

今回、タイ国際航空との話し合いが持たれたと思うのですけど、市長としては今後、どれくらいの時期をめどに定期便の就航再開を考えていらっしゃるのかということと、今後、タイ以外の国で、国ベースか地域とかでもよろしいのですけれども、定期便の就航についてPRしていきたいという国や地域がございましたら教えていただきたいと思います。

A5

まずタイ国際航空さんでは、先ほど申し上げましたように仙台というところについては強く意識をされているということを感じているところですけれども、その課題が解決に向かうまでには今しばらく時間がかかるのかなという、そんな思いで戻ってきたところです。そのほか、LCCのエアアジアXさん、こちらも強い意欲を持ってくださっていたと実感しています。それから、タイ・バンコク以外にということですけれども、この前は香港での直行便ということで働きかけを行ってまいりまして、それはこの冬から就航していただくことになりました。その他どこかということについては、本市(にとって)の重点地域である、まずタイのところを成し遂げてからかなとは思っているところですけれども、他にいろいろと関心を示してくださるところがあるならば、そちらにはいろいろ考えてもいいなとは思っているところです。