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更新日:2016年9月20日
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具体的には、経済の底入れに関する緊急的カンフル剤として、市民の方が利用する公共施設を中心に、地元企業への発注につながるような、身近な公共工事ということを選挙期間中もお話をさせていただいていましたので、なるべく大きな金額が盛り込めるように配慮してほしいとお願いしました。
また、私は教育長を経験していますので、教育環境の整備には力を入れたいという思いがあり、学校教育関係についても配慮を加えていきたいという気持ちを持っていたことと、その中でも特に、私は図書館長も経験していますので、子供たちが本に触れる機会の充実ということで、金額的には少額ですが学校図書費の増を入れるようにお願いしました。
その他には、新型インフルエンザの流行に対応するための諸施策として、緊急的にお金が必要なものについて措置するという、主に以上の4点について、私から意図を示し作業をお願いしました。
〔広報課長〕
後ほど財政課長から説明する際にお答えしたいと思います。
ほとんどは国からの補助金等で対応することになります。
財政当局が工夫し、今回は国の制度を活用しましたが、これまで約束してきた中で、緊急性を意図した部分にかなりの金額を使うことができたということで、一つ大きな土台があるということはラッキーだったと思います。
今回が初めてですので、そういう意味では前回との比較はできませんが、なかなか分かりにくかったものの、自分としては精一杯頑張ったのではないかと思います。
私が今乗っているのは前市長車のセンチュリーではありません。確か副市長時代と同じ車です。それを含めて前市長が使っていた車も大分年数が経ってきており、確か13年くらいだったと思いますので、それも対象にしていきたいと思います。
含まれていたと思います。ただ全部だったかどうかは記憶していませんが。
低公害車ということで、環境負荷の少なくなるような車種を選んでほしいとは指示をしています。多分ハイブリッド車も候補に入ってくると思います。
具体的に車種について指示したということではありません。今回、全体としてそのように切り替えていくということです。
〔財政課長〕
全体で五十台前後となります。
〔財政課長〕
低公害車=ハイブリッド車というわけではありません。用途によって車のタイプも違ってきます。そのタイプによってハイブリッド車があるかないかにもよります。全体として低公害車には切り替えていくということです。
いずれ教育委員会からも説明があると思いますが、この間、議会でもいろいろとご議論いただいた、アレルギーを持つお子さんが牛乳を飲めない場合に代替飲料を提供するという件です。教育委員会の調査結果などから、安定的に提供していくのが可能であろうという見通しを得たということで、今回その準備に入ると聞いています。
市立病院については、一つは動線が混乱したり、病院に来たことで感染が拡大してはいけませんので、そのような配慮から新しく診察のブースを設置するという工事です。
〔財政課長〕
急患センターでも流行時に対応できるように、必要な物品をレンタルする費用などを計上しています。また、これから秋冬に向けての予防啓発についても措置をしています。
本来インフルエンザが終息しているはずの7月、8月に、宮城県ではまだ感染者数が少ないとはいえ、かつてない数の患者が出ていますので、秋口に向かって加速する状況となっていることについて、私自身、危機感を持っています。
今回予算化するものについてもそうですが、例えば必要な物品の備蓄や工事の発注にしても、ある程度感染者が増えてきた段階で、慌てて何かしようといってもできませんので、早め早めに対応していくということです。
特に急患センターを視察した際に救急医療事業団の理事長からお話がありましたが、さばききれる能力以上に患者数が増えてしまった場合どうするかです。そうならないに越したことはありませんが、そのことをあらかじめ想定して動き出しておかなければならないということが、今回の補正予算に盛り込んだ一つの視点です。
まず、5月、6月の危機が一旦終息した後に基本的なうがいや手洗いの励行が、ちょっと弱くなっていたと思いますので、教育委員会を通じて各学校に、改めて学校の中でのうがいや手洗いの励行と、各ご家庭での実行を周知していただくことです。
また、学校では夏休み明けの登校再開になりますので、集団で発生した数を、養護教諭等を通じて迅速に把握し、現在は学級閉鎖の基準を季節性インフルエンザと同じにしていますが、場合によっては基準を見直していくことも出てくるかもしれません。
今回は学校に関しては特に物品の購入は入っていなかったと思います。今まで備蓄しているもので数量的には間に合うだろうと考えています。
どれくらいの期間かということについては、私に何カ月という目算があるわけではありませんが、現在の景気の動向をみますと一部にかなり加速の度合いが緩まり、これが底かという期待も出てきていると思います。前回の“失われた十年”のときの対応が、非常に小出しにした結果、ずるずると延びてしまったのに比べると、今回は国も短期間に集中的に財政出動した効果もあると思います。ある初期の段階にまとまって出すことの効果は、今回かなり検証されつつあるのではないかと思います。
〔財政課長〕
案件にもよりますが、議会の議決をいただいた後、できるだけ早くということになりますので、秋半ば以降の早い時期に順次ということになるかと思います。
平成21年8月26日 仙台市長 奥山 恵美子
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