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更新日:2016年9月20日
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地下鉄東西線の需要予測につきましては、事業認可の段階で持っていた仙台市の人口増という都市構想と異なり、現在総合計画で行っている将来人口の推計は、若干ながら下振れという要素があります。それらを今後東西線の開業前にもう一度需要予測を見直すことが国で定められています。それが23年度であると記憶しています。
最終的にはそれに向けて作業をしていくわけですが、こういったイベントもそうですが、東西線沿線の開発を進めることが何よりも乗客増につながる最大の要因だと考えていまして、大きな区画整理事業である荒井区画整理の推進や集客要素として大きい東北大学の青葉山キャンパスの移転新築の支援など、そういった沿線の利用人口増に向けた対応を鋭意強化していくことが一番だと思っています。
基本的には仙台市の場合、人口減そのものが急激に大きくなるということではないと思いますが、15歳から65歳の労働人口の構成比率が下がってくることは事実ですので、働く層の中で今まで公共交通機関をあまり利用してこなかった、例えばバイクなどに頼りがちだった学生をフリーパスなどで公共交通に引き戻す政策を続けていますし、冬に強いなどの公共交通の利便性を売り出して、今まで乗っていなかった人を公共交通に引き戻すことをやっていかないと、ただ単に周辺の人たちが自動的に乗るだろうということでは難しいことは確かだと思います。
平成22年8月10日 仙台市長 奥山 恵美子
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