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更新日:2016年9月20日
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一般会計です。当初予算に計上しています。
〔文化振興課長〕
今回整備する能舞台は二間半(4.5m)四方ですが、正規の能舞台は三間、5.4m四方となります。
〔文化振興課長〕
今年度中に工事を終える予定ですが、来年度は椅子などの備品を購入したりする作業がありますので7月の開館を考えています。
能に関係する団体の皆様とも相談して、どんなこけら落としにするのか考えていきたいと思います。
能楽堂の建設要望はだいぶ前からありまして、平成11年、12年、15年ぐらいに検討や調査をしたこともありました。仙台市の財政状況が厳しい中ですが、いずれは欲しい施設の一つに変わりはありませんが、今は施設の建設に向けて動ける状況にないと私自身も考えています。
今回の施設は練習や小規模の発表を中心とした施設です。お話にあった能楽堂を代替するという考えではありません。能楽関係の方、能を愛する方の多い仙台ですので、この練習施設をご活用いただくことで、市民のあいだに能に対する関心や活動が広がる一助にはなるだろうと思います。
そうです。それは長期的な課題としては残っているという考え方です。今回、練習施設としてご寄付をいただいたものを有効活用で整備させていただきました。これができたからといって能楽堂の話がなくなるとは考えていません。
〔文化振興課長〕
年間の利用ですが、これから詰めていく部分もありますが、仙台市は能楽が盛んですので、それぞれの流派や会派の発表会のご利用や現代演劇などでの利用も見込めるのではないかと考えています。
年間の維持費は、仙台市市民文化事業団への講座開催等の経費を含む管理運営委託料、土地建物の賃借料で約8百万円と見込んでいます。
〔文化振興課長〕
稼動見込みですが、有料分として、能楽で80日程度、その他の伝統芸能で15日程度、現代演劇や音楽、朗読などで20日程度と、年間115日程度を考えています。また、自主事業で30日程度、卸町のまちづくり関連のイベントで20日程度、トータルで165日程度の稼働を見込んでいます。
〔文化振興課長〕
仙台市内に仙台市能楽振興協会という団体があり、会員が600人程度と聞いています。また、仙台市には能楽の流派が5つあります。「観世」「宝生」「金春」「金剛」「喜多」のそれぞれの教室がありまして、お囃子や狂言の方々も活動されていると聞いています。
申し込みの件は、基本的には公演や練習をする際には申し込み制を考えていますので、特に調整をしようとは考えていません。
仙台市長 奥山 恵美子
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