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更新日:2016年9月20日
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〔住環境整備課長〕
マンションの数は約1400あります。管理組合の数は約1300となっています。
認定制度は、ハード面とソフト面の両方の評価があります。ハード面については、耐震強化をするとか、新築でないと適用できない部分もありますので、全てのマンションということにはなりにくい部分もあります。
ただ、ソフト面についての評価については、マンションの防災体制を皆さんで作っていただくことによって、どのマンションでも対応可能なものです。
星が1つから4つまでありますので、全てのマンションで今回の震災を教訓に、防災活動の取り組みをしていただき、まずは星1つ取るところから始めていただいて、星2つまではソフトで、どちらのマンションでもやっていけるのではないかと思います。
そうです。当然、大規模改修の時や新たに建設する時は、今回の震災の教訓を得て、より防災性能の高いものにしていきたいというのは、当然のことだと思いますので、ぜひその目標を高くしていただきたいと思います。
特に大規模マンションですと、防災マニュアルを持とうという意思、住民の方全員の気持ちがないと、てんでんばらばらになってしまいます。財産としてのマンションという側面も大事ですけれども、お買い求めになる時には、災害時の対応もどうなっているのかということも、購入にあたっての一つの大きなポイントにしていただけるようになればいいと思っています。
〔住環境整備課長〕
昨年11月にもマンション管理基礎セミナーで、マニュアル作成のワークショップを実験的にやってみましたが、とても好評を得ましたので、何回か開催していきたいと思っています。
〔住環境整備課長〕
新年度に入ってから開催する予定です。
マンション認定制度は新年度からの制度ですので、制度のお知らせと一緒にやっていきたいと考えていました。
災害に対する備えがどの程度あるのかということが、はっきり分かりやすい表示になることは、新たにマンションを購入される方々にとっても大きなメリットだと思います。
それから、転勤などで仙台は人が常時動いています。その中でも例えば中古マンションになった時にも、ソフト面などがしっかりしているという認定があれば、中古物件としても安心して後から入って来られる方も、それを求めることができますので、安心の度合いが付加価値として、流通市場の中でもしっかり見えるようになるというのは、大きなメリットではないかと考えています。
〔住環境整備課長〕
同様の認定制度は大阪市と大阪府でもあります。大阪市と大阪府でやっている認定制度は、ハードの部分、ソフトの部分両方取らないと認定にならないという形になっています。
本市の場合は、それぞれ別々に認定を取ることができるようになっていますので、そのあたりが違うところです。
今のところ、特に金銭面での誘導は考えていません。
ただ、認定を取っていただいた場合は、仙台市のホームページでこのマンションはこういう部分が評価されての認定です、ということは公表していきます。仙台市に新たにいらっしゃる方や、いろいろな方がそれを見て参考にしていただければいいと思います。
〔住環境整備課長〕
特段目標は設けていません。とにかくソフト面の認定に関しては、全てのマンションの方に取っていただけるように努力していきたいと考えています。
しかし、管理組合が約1300あります。当面1年目では、3分の1くらいは認定を取っていただくように、働きかけたいと思います。
〔住環境整備課長〕
マンション管理組合の方々、マンション管理士の方々が中心となっているネットワーク組織があります。そちらの方とも一緒に協力しながら、普及、啓発に努めていきたいと考えています
仙台市長 奥山 恵美子
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