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更新日:2016年9月20日
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この間、さまざまな被災者の方々の声を聞くと、従前の地域のまとまりとは別に、仮設住宅においても、この2年間で新しいコミュニティができているとのことです。
そうしたコミュニティを大事にして、安心できる形で復興公営住宅に移りたいという話を伺ってきました。なんとか、こうしたお気持ちを生かす方策はないかということで、このコミュニティ枠を設けることを決定したところです。
そうです。そのような効果を期待しています。ただ、そのコミュニティ単位で入りたい方がどの地区にどの程度いらっしゃるのか、またコミュニティ集団の大きさがどの程度の大きさになるのか、そういった詳細については、まだ把握できていません。今回の調査でそれらが分かることによって、地域ごとのバランスや全体に対するコミュニティ入居枠の方の割合と一般抽選枠の方の割合の問題なども、我々として把握していきたいと思っています。
例えばペット入居可能の希望をいろいろなところで聞くのですが、具体的にどのくらいの方が、どういった地区で希望されているかについて、現時点で全くデータがありませんので、今のところ我々がその辺を決めて、ここがペット入居可能なところとお示しする根拠が持てないでいます。
逆にペット入居の方が、どの程度、どの地域を中心に申し込む見込みなのかを把握することによって、ご希望の多いところに多く配置することを検討していけるのではないかと思っています。
これは、ニワトリが先か卵が先かという話になるかと思いますが、現状としてはそのようなプロセスを考えています。
はい。そうです。
例えば階ごとになると、鳴き声の問題で上の階と下の階でトラブルになるのは、従前からマンションなどの事例でもあります。そういうことを考えると一棟という単位でペット可のものと、不可のものを分離するのが必要ではないかと、現時点では考えています。
まだ詳細は分からないというのが正直なところです。現時点ではコミュニティ入居を申し込まれる方々の割合は、今まで調査したことがないので分かりません。
仮設に入っている方や、優先入居枠の方の概要はある程度把握していますが、コミュニティ入居については今回初めて調査することになりますので、その点を大きく期待しているところです。
そうです。場合によっては、希望が集中する箇所も出てくるかも知れません。そうした時には、申し込みの状況等を改めてお示しして、第2希望や、今回の調査では第3希望まで調査しますので、そういう中での調整も出てくるかと思います。
まずはご自身の第1希望が大事ではありますが、倍率の高い場合には、第2、第3と調整を図っていくことも必要ですので、そういうことが見えてくることが、今回の調査の大きな目的の一つではあります。
復興公営住宅の設計が進んでいるところは、おおむねの間取りはわかりますが、民間事業者から買い上げるものについては、これから設計に入るものもありますので、具体的な棟ごとの詳細な間取りについては、これからになります。
間取りで決めたいというのも、もちろん大事ですが、今回は最終申し込みや最終調査ということではなく、これから調整を図りながら、それぞれの方に全体の3000戸の中でなるべく希望に沿った形で最終的に決まっていくまでの一つのプロセスとして、情報として必要なものを収集するということです。
これで最終的にご自身のマイホームが決まってしまう、従ってさまざまな間取りや、南向きであるとか、東向きであるとかなど、そういうことも含めて詳細について知りたいというのとは、まだ少し手前の段階なんだということをご理解いただくように、我々も調査の趣旨をしっかりとお伝えすることが大事だと思います。
話し合いがまとまらないこともあるでしょうし、例えば当初コミュニティ入居を20世帯で申し込んでも、実際に入居するまでに1年半から2年くらいありますので、その間に自力再建になられて、最終的には15世帯になるなど、いろいろなケースが考えられます。
我々もこの時にこう言ったからこうでなくてはいけない、という四角四面のプロセスとは考えていません。今の時点で、お考えになっている範囲で、そして、ここはまだ十分決まっていないということであれば、そういうことを付言していただいてもかまいません。
今の時点でのお考えを聞かせていただき、まだ決まってない部分についてはそのとおりに書いていただければ、我々もフレキシブルなものとして受け止めさせていただくということです。
仙台市長 奥山 恵美子
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