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更新日:2016年9月20日
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平成28年5月25日
一つは、震災による家屋の片付けや引っ越しに伴って多くのごみが出てくるなど、震災の影響があったと思っています。しかし、それが5年続くとは思われません。一方、震災後新しく仙台に移住された方が増えたため、仙台の分別、ごみの出し方になじんでいらっしゃらない方の割合も高くなってきたのではないかと考えられます。
分別が十分でない状況が一定期間続きますと、周囲の方々もこれで良いものだと思いがちであるというのが、ごみの排出の一般的な雰囲気だと聞いています。こうした3つの要素が相まって、現状に至っていると受け止めています。
〔参事兼ごみ減量推進課長〕
ワケアップキャンパスのメンバーは、立ち上がりで12~13名程度になると想定しています。今後さらに呼びかけをして、増えていけばと思っています。
東北工業大学、宮城教育大学、尚絅学院大学、東北学院大学と宮城大学の5大学から参加いただけることになっています。
ごみdeダイエットチャレンジは、ハガキあるいはファクスで応募いただくこととしています。例えば、家庭ごみの収集日に量っていただき、翌週の同じ曜日にまた量っていただきます。そこでごみが減っていたら、なぜそれを減らすことができたのかという理由を書いて応募していただきます。ごみ減量を達成し、応募いただいた方には、もれなくキャンペーングッズを差し上げる仕組みになっています。
ワケルくんは、これからも仙台の大事なごみ減量推進のキャラクターとして活躍してもらいたいと思っています。昨年まで、緊急分別宣言ということで、ワケルくんのキャラクターを使ったポスターなどを集積所に貼らせていただきました。しかし、市内でごみ集積所のマナー啓発活動などを担当していただいているクリーン仙台推進員の研修会などでお話を伺いますと、一定期間仙台に住んでいらっしゃって、ワケルくんになじんでいる方は、ワケルくんの趣旨やごみ分別について協力していただいているけれども、クリーン仙台推進員や町内会の役員の方と接点の少ない、若い単身者が生活しているアパート周辺の集積所では分別率が低いとか、若い世代はこれまでの経緯を知らないのでワケルくんではアピールできない、もっと若い世代に端的にアピールする方法も工夫するべきではないかなど、いろいろご意見がありました。
ワケルくんにも活躍してもらいますが、今回は今までとは違うアプローチ、特に若い世代を中心に訴えかけていることが伝わる形で発信したいということで、ポスターも若い世代の人たちに出ていただきました。
仙台は学都ですから、学生の皆さんは毎年新しい方が入ってこられます。また転勤族のまちとも言われますので、常に転出入が多いと思います。そういった方々に、このまちの一つの特徴でもある、環境にやさしい、特にごみ分別を徹底していきたいという私たちの願いを受け止めていただくためには、例えばアパートを借りるときには不動産業者の方から、学生であればオリエンテーションの中で、ごみ分別に関するアプローチがあるなど、まちの構造に即した動きを作っていくことも必要だと思います。
また、まち全体の意識のレベルを上げていくために、今回のようなキャンペーンを実施しつつ、まちの特性に応じた働きかけを経年的に続けていく仕組みを立ち上げることにも、同様に力を注ぎたいと思います。
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