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更新日:2016年9月20日
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平成28年7月27日
まだ事件の全容も分かりませんし、昨日の時点で分かることは限られていますが、大変凄惨な事件が起きました。各施設ではこれまでも十分注意を払っていただいていたと認識していますが、より一層、施設の方々の安全確保に向けて、夜間の施錠や不審者対策などに気を付けてほしいという考えで通知を出させていただきました。
警察からの詳しい状況の発表を待って、施設ごとの現状も鑑みながら考えていきたいと思います。当面は通知を出した施設のうち、特に類似性の高い障害者支援施設などの22施設から、夜間の管理体制などをご報告いただき、施設の現状を確認させていただく中で、夜間の人員の問題や緊急連絡ボタンのような設備の必要性などについて、施設側ともご相談して有効な対策を考えていきたいと思います。
その件につきましては、現時点で担当局から情報が入っていませんので、担当課にお問い合わせください。
観光面での活用はプラス面での活用ということだと思いますが、具体的に何か考えているものはありません。現時点でポケモンGOに関しては、さまざまな施設の安全対策や、特に交通機関を中心とした危険度の面において危機感を持っています。例えば道路への急な飛び出しや、バス停周辺での混乱、また地下鉄駅構内における混乱などを防ぐことに注力している段階です。あらためて、ポケモンGOの社会全体としての安全度が確認され、われわれとしても何か活用を考えられる段階になれば、そちらに知恵をめぐらすこともあるかと思いますが、現時点ではまずはポケモンGOをめぐる社会的な混乱がこれ以上拡大しないように、そして何よりも児童・生徒を中心に安全性がしっかり守られるよう、気を配っていきたいと思います。
立ち入り禁止にするというよりも、例えば地下鉄など大勢の人がいる所で下を見たまま歩くこと自体が危険ですから、そのような所で歩きながらスマートフォンを操作することを自粛してもらう方向でお願いしています。立ち入り禁止にするか、それとも通常の開館の中でルール通りに使用を自粛してもらうかは、施設ごとの状況や、施設を利用する方の中でどの程度そういう状況が発生するかによって決まってくると思います。今のところは各施設で状況を見ている段階だと思いますので、施設管理者として、これは禁止した方が良いという状況が散見されれば、全体としてどうするかという話になってくると思います。
例えば夜間に施錠してあるところを乗り越えて入ってきたとか、ポケモンGOに由来する不審な行動をしている者が夜間に見られたという報告はきていません。
確かに歩きながらスマートフォンを見ている方が、ポケモンGOを利用しているのか、または他のものを見ているのかは判別がかなり難しいと思います。ポケモンGOは今、ある種のフィーバーの状況にあるので、代表的な例として申し上げているわけですが、禁止や自粛をお願いする場合には、歩きスマホという行為を自粛していただく、もしくは禁止するという表現になると私としては考えます。
いじめに関する大変心痛む事案が仙台市内でも起こりました。教育委員会や私も、その場その場で判断をしながら対応してまいりましたが、それが全て100点の対応であったかというと、今振り返ってみれば、こういう判断もあり得たのではないかなど、いろいろ考えるところがあります。
今後全国でも類似の事案がないに越したことはありませんが、文部科学省において、今回の事案等を含めて広く全国の事例を検討される中で、何らかの指針があれば、より学校現場での混乱が少なく、また適時適切な判断を早期に立てうるのではないかと思われる事項について、教育委員会から要望してもらいました。われわれが教訓として考えたことは、全国的な指針の一つとしても必要ではないかというメッセージとして受け止めていただければ嬉しいと思っています。
さまざまな事案について公表していくのが原則であるということは、これまでもお話ししてきたとおりです。しかし、今回はご遺族のご要望や抱えていらっしゃる状況などを勘案しながら、話し合いの中で時期を設定させていただきました。文部科学省として、より透明化もしくは客観化できる、何らかの判断基準を示していただき、全国の教育委員会でそれを共通の基準として持つことができれば、保護者の方へも、ルールに基づいての判断と申し上げられますので、より合意できやすい環境の一端になるのではないかと思っています。仙台市独自のルールでは、納得できないと言われてしまうと、そこでとどまってしまいますので、より広い範囲で認知されるものがあれば、お互いの意見交換がスムーズになると思います。
今回二つの事案が起きていますが、それらを踏まえて判断基準を高めつつあります。しかしやはり、保護者の方のお気持ちは一定程度考えていきたいと思っており、今回も公表時期などについて、地域の方、当事者の方、学校関係者の方、いろいろなお気持ちがあったと思います。仙台市として、例えば半年後とか一年後と、きっちり決めるのは今のところ難しいと思っています。文部科学省でもう少し、枠組みとして参酌できる形を作っていただけると、多様な事案を判断していく上でよいのではないかと思います。
いろいろなケースがあると思いますので、どこまで定められるものかということも難しいとは思います。今の国の指針は、われわれが持っている今現在での判断基準よりも、より手前側にあると思っており、具体の事例を判断する上でのプラットフォームとして、国としても考えを示していただきたいと思います。
私としては、今の法そのものについて、施行後3年の見直しの中で具体に改正すべきだと考えている点はありません。考え方の基準の整理、委員会の運営やアンケートをどうするかなど、より実務的な面でいろいろ試行錯誤しているということですので、法としては現在の中で進めていくことで十分ではないかと思っています。
私が記憶する限りでは、法の改正に関連した要望はなかったと思います。
私が市役所に入って選挙事務をしていた頃は、定額の日当が決まっていて、12~13時間程度勤務をして1万2千円位という記憶があります。定額の日当で支払いますと、若手の職員は残業よりも率のいい単価になりますが、例えば係長クラスになりますと残業よりも低い単価になって、ベテランの人の選挙事務への参加意欲を阻害するということもあり、今の超過勤務手当を支給するシステムになったと記憶しています。それぞれに一長一短だと思いますが、制度を変えた経緯もあり、それぞれの特質をよく考えてやっていかなければならないと思います。どちらの制度もプラスマイナスはあると思います。
制度を変えてよくなる面はありますが、逆にマイナスの面も出てきます。とれる制度は一つですので、よく考えなければならないと思います。
選挙事務、特に開票作業は、たくさんの人たちの総合的な組織力でやっていくものです。開票にかかる時間が短縮されることは、結果を早くお伝えする、確定するという本来の使命から言っても極めて大事なことだと思います。今回、最終的に正確な数字にたどり着いたものの、時間を要したことについては、改善の余地がまだ相当程度あると思います。
ただ、今回は100枚の集計の束を作るときに100枚入っていなかったというミスが出ています。それを誰が行ったのかは、人が多く特定できない場合もあるでしょうし、特定できたとしても、その人だけの責任とすることが、チーム全体としてやっている中で本当によいのかということもあります。ミスの責任を個人に問うかどうかは、組織として仕事をしている場合には、職員のモチベーションのこともありますので慎重に考えたいと思います。
全体の運営がうまくいかないとすれば、それはチームを率いている管理職や選挙管理委員会事務局が、やり方がまずかった点について十分に反省し改善を加えていくべきだと思います。個々人にも選挙事務を習熟してもらう必要がありますが、ミスをしたからといって、それがダイレクトに個人のペナルティとなるのは、別のマイナスも大きいと思っています。
以前、杜の都の環境をつくる審議会にご説明する前段にも質問がありました。審議会の委員の皆さまにご説明し、ご意見をいただくのも大事ですが、私としては基本的に広瀬通の宮城野橋(旧X橋)の開通に伴う交通量の対策として、伐採も含めた道路の改良で対応していきたいという考えに変わりはありません。
開通前を目標に事業を進めてきましたが、いろいろなご意見を伺う必要がある中で、工事の日程が遅れているのはその通りです。しかし、今でも慢性的に渋滞を起こしている広瀬通の交通環境において、道路改良なしに現状のまま交通量だけが増える状態がいいとは全く思っていません。遅れがあるのは十分承知していますが、工事としては仙台市の基幹的な交通路として高速道路と東側をつなぐ重要なラインですので、交通量の増加に対応するよう、交通路としての機能も高めていく、という視点も欠かせないと思います。
現時点で確認をしているわけではありませんが、今年の春に着工して、来年の春の橋の開通に合わせる予定でした。工事を短縮するよほどの理由が出てくれば別ですが、開通に間に合うか現状では難しい面もあると思います。遅れれば遅れるだけ、開通後の渋滞の期間も長引くことになり、遅れたことによって何かが解決するものでもありませんので、交通環境の確保という面も忘れてはいけないと思います。
担当局に確認が必要ですが、私としては、そう思っていました。
関連自治体の首長、つまりは住民の皆さまということだと思いますが、地下鉄の利便性を高く評価いただいて、延伸のご要望が地域にあるということだと思います。地下鉄の利便性を評価いただいていることに関しては、うれしいと思いますが、仙台市交通局は自治体の事業団体で、仙台市域外への延伸に関しては、相当程度の制約があるのが現状です。全国を見れば、自治体の事業が区域外に延伸されている例が無いわけではありませんが、その場合には広域自治体として県が関わるとか、別の要素が入ってくる中での決定だと認識しています。南伸であれ、北伸であれ、県も含めた多様な主体での協議や、財政負担の問題も含めて、相当深い議論がなされなくてはならないと思います。
私が「ある」とか「無い」とかと申し上げるのは非常に難しい話です。仙台市の交通事業として、仙台市外の自治体の行政区域に出て行くことはまず無いわけです。それを可能とする条件をどう作られるか、もしくは、どうご負担などを考えられるか、そうした条件をわれわれが提示する性質のものでもないと思います。それぞれの該当地域の皆さまが、どういう枠組みの中で、どうそれを実現され、そのために仙台市の交通事業に対してどういうご提案をされるかという段階になってみないと、私としては可否を申し上げることは難しいと思います。
具体的なお話はありません。
最終的にはそういうことだと思います。富谷町長さんからは、就任後にお出でいただいた時に、LRTを公約として当選したということもあるので、富谷の議会や住民の方々、また町としてもいろいろ研究をしていきたいというお話は伺っていますが、具体の案は特にお伺いしたことはありません。名取市長さんは就任されて間もないので、私としては、特にこの件でお話ししたことはありません。
仙台市長 奥山 恵美子
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