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更新日:2016年9月20日
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平成28年8月30日
子育て家庭の経済的な負担を軽減し、子どもたちの健やかな発育を後押しする「子ども医療費助成制度」について、来年10月から制度を拡充することとしましたので、お知らせします。
子ども医療費助成制度は、仙台市の子育て支援施策の柱の一つであり、市議会や市民の皆さまから、制度充実に向けたさまざまなご要望を頂戴しています。また、このたび宮城県より土台となる補助制度について、通院の助成対象年齢をこれまでの3歳未満から小学校就学前までに引き上げる考えが示されたところです。私としましても、今後の人口減少社会を見据え、少子化対策を強化するうえで、子育て環境の充実は欠かせないものと考えていますことから、仙台市独自の拡充を図ることとしたものです。
今回の拡充では、通院の助成対象年齢について、現行は小学校3年生までとしているところを、中学校3年生までに引き上げる考えです。入院費の助成は現行どおり中学校3年生までとしますので、入院・通院ともに義務教育の年齢まで助成の対象が広がるということです。
また、現在、3歳以上のお子さんの通院については、初診時に500円のご負担をいただいています。これを小学校就学前までは負担なしとし、小学生以上からご負担いただくこととします。
拡充に要する経費は、これからさらに精査が必要ですが、年間約10億7千万円程度と見込んでいます。
今後、社会福祉審議会や議会でのご意見等をいただきながら、安定的な制度の構築に向けて準備を進めてまいります。
未来を担う子どもたちが健やかに育ち、また、子育ての喜びが実感できるまちを目指して、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと考えています。
仙台市長 奥山恵美子
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