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更新日:2022年3月25日
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食品監視センターは、仙台市中央卸売市場を流通する食品の安全を確保し、また、市内食品等事業者のHACCP(ハサップ)※導入を促進するための組織として平成15年4月に従来の食品衛生検査所を拡充し発足しました。
市場では、水産物や青果物などの生鮮食品を中心に毎日大量の食品が取引されていますが、それらの食品の安全を守るため監視指導や検査等を行っているほか、食の安全に係わる様々な情報を発信しています。
※食品を安全に供給するための衛生管理手法
市場内の卸売・仲卸施設と、卸売業者の市場外指定保管倉庫を中心に、主に下記の点について監視指導を行っています。
有毒な食品が入荷していないかを確認(青果卸売施設)
食品の表示を確認(水産仲卸施設)
マグロの拭き取り検査(マグロ低温売場)
市場を流通する食品について食品衛生法の規定に基づき収去検査(抜き取り検査)を行い、法に違反する食品やその他不良な食品の排除に努めています。
また、検査の結果発見された違反食品については、製造所等を管轄する自治体に通報するとともに、それらの食品を取り扱っている営業者に対して回収・廃棄等を命ずるなど必要な措置をとっています。
食品の収去(青果卸売施設)
市内の広域に流通する食品を製造する事業者や市場内の食品等事業者に対して、各区保健福祉センター衛生課と連携し、HACCPに沿った衛生管理の取り組み状況を確認し、技術的な助言・指導を行っています。
※HACCP(ハサップ)とは?
宇宙飛行士の食事の安全性を確保するためにアメリカで開発された衛生管理の手法。
原材料から最終製品ができるまでの各工程において発生する可能性がある危害について分析し、その危害を制御することにより安全な製品を製造する仕組み。
平成30年6月13日公布された食品衛生法の一部を改正する法律により、原則全ての食品等事業者を対象としたHACCPに沿った衛生管理が制度化されました。
市場関係者の食品衛生に対する意識の向上を図るため、主に卸売業者、仲卸業者、市場内飲食店営業者を対象として、食品衛生に関する講習会を開催しています。
また、中学校や市民グループ等の依頼に応じて食の安全に関する課外授業や講習会を実施しています。
食品の安全に関わる情報を、主に以下の方法で発信しています。
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