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更新日:2016年9月20日
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平成25年6月に仙台市の一般家庭の庭先で古い消火器の破裂事故が発生しました。
廃棄しようと思い庭先に置いていた1983年製(製造から約39年が経過)の粉末消火器の噴出レバーを握ったところ、ガス圧により底部が噴き抜け、飛ばされた消火器本体が顔面にあたり、消火器はそのまま数メートル先の歩道まで噴き飛んだ事故です。
幸い軽症ですみ、大事には至りませんでしたが、一つ間違えば死亡事故に至るケースの事故です。
破裂した消火器の写真
「サビが浮いている」「塗装にひび割れがある」「変形がある」消火器は絶対に使用しないでください。
特に子供が触れるおそれのあるところには、放置しないでください。
底の部分がサビて腐食している
表面がボツボツ浮いている
上部が汚れていて使用に耐えない
消火器は一般家庭ごみとして回収に出すことは出来ません、また、消防署で引き取ることも出来ません。
現在は全国統一に、「消火器リサイクル制度」が基準化され、資源の有効活用を図るシステムが運用しています。
消火器リサイクルの例
株式会社消火器リサイクル推進センター(電話:03-5829-6773)に相談するか、ホームページ内の引き取り窓口検索の機能を使い、自宅近くの引き取り窓口に登録されている業者を紹介(検索)してもらう。
紹介された業者に連絡し、引取りを依頼する。
(有料での引き取りになります。登録業者によって集積場所への運搬費や保管料が異なります。また、依頼者の自宅までの出張引取りの可否など業者によって違いますので、2~3の業者へ連絡して検討することをお奨めします。)
また、新規に購入を考えている場合、購入した消火器と同量の古い消火器を引き取るシステムがあります。
(こちらは消火器を販売している店舗にお問い合わせください。)
風雨にさらされる場所や湿気の多い場所に設置することは、消火器の劣化を早め、いざという事態に使用できない可能性があるばかりか、破裂事故を起こしてしまう危険があります。
屋外に設置する場合は、専用の保管箱に入れ、消火器本体に、直接、雨風がかかるような設置方法は避けてください。
お奨めする設置場所は、火気の使用が多い台所や避難しやすい玄関口などに、料理の水気や雨傘の水滴が掛からないように設置することです。
くれぐれも、購入したことに安心して、梱包したまま押入れの中に・・・・なんてことがないようにしてください。
これらのリサイクルや管理の方法については、お近くの消防署でもご説明いたします。
消火器リサイクルの概要が掲載されています。また、お近くの引き取り窓口に登録されている業者を検索できます。
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