仙台市内には約780ヶ所の遺跡があります。遺跡は、先人たちが大地に残した生活などの様々な痕跡です。これらは埋蔵文化財と呼ばれる貴重な文化遺産であり、仙台の歴史や文化を後世に伝える大切な資料です。

この度、広く、たくさんの方に埋蔵文化財を身近に感じていただけるような、分かりやすい展示を目指し、第73回文化財展「ようこそ“まいぶん”の世界へ　―仙台の遺跡探検ー」というタイトルのもと、発掘調査の成果をまとめた展示会を企画いたしました。

今年度は残念ながら、例年よりも文化的な楽しみに触れる機会が制限される状況があります。そのような中でも、この展示会を通して、市民の皆様に仙台の歴史や文化の一端を感じていただくことができれば幸いです。

開催期間

令和2年11月11日（水曜日）から令和2年11月15日（日曜日）まで10時から18時

会場

せんだいメディアテーク　1階オープンスクエア（青葉区春日町2-1）

※事前申し込み不要、入場無料

内容

これまでの仙台市内の発掘調査成果から、旧石器時代に始まり、縄文時代から近世までそれぞれの時代の“まいぶん”（埋蔵文化財）の魅力を感じられるトピックを、パネル展示で紹介します。「旧石器時代の世界的大発見」「縄文時代のキュートな土偶」「近世の伊達政宗の2つの城」「発掘調査ってどうやってやるの？」「『いのり』の文化財」…など、埋蔵文化財にくわしい方もそうでない方も楽しめるトピックをご用意しております。

〈縄文時代のキュートな土偶。通称○○○形土偶〉

〈合わせて数百件もの竪穴住居跡が見つかった遺跡。なぜこんな大集落が？〉

〈出土遺物に刻まれた文字。何に刻まれた？〉

〈珍しいガラスの道具。所有したのはあの有名な…〉

〈出土遺物の整理作業のひとつ。何をしているでしょう？〉

その他

• ご見学の際は、マスク着用、咳エチケットや手指消毒等へのご協力をよろしくお願いいたします。
• 今年度はコロナウイルス感染症拡大防止のため、実物遺物の展示、展示解説、記念講演会等は行わない予定です。ご了承ください。
• 今後の状況によっては、やむを得ず日程変更や中止とする場合がございます。文化財課ホームページで最新の情報をご確認の上、ご来館ください。

第73回文化財展　チラシ（PDF：3,106KB）