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更新日:2023年2月6日
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現在、仙台市歴史民俗資料館として活用されている「旧歩兵第四連隊兵舎」について、2月3日(金曜日)、宮城県文化財保護審議会が県教育委員会に対し、県指定有形文化財(建造物)に指定するよう答申しました。
今後、宮城県教育委員会で審議が行われ、新たな文化財として指定される見込みです。仙台市内の文化財が県の文化財に指定されるのはおよそ7年ぶりです。
旧歩兵第四連隊兵舎(きゅうほへいだいよんれんたいへいしゃ)
宮城野区五輪1丁目(榴岡公園内)
明治前期
「旧歩兵第四連隊兵舎」は、宮城県内に現存する、最古の木造洋風建築。漆喰塗の外壁四隅のコーナーストーンや上げ下げ窓、円柱ポーチなどの洋風要素と、桟瓦や鬼瓦、内部階段の装飾などに伝統建築の要素を併せ持つ擬洋風建築の好例である。明治前期の兵舎は全国的にも現存例が少なく、曳家により、隣接地に規模を変えずに移築された事例として、貴重なものである。
昭和52年 移築・復元保存工事
昭和53年 仙台市指定有形文化財に指定
昭和54年 歴史民俗資料館として開館
旧第四連隊兵舎
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県指定文化財 78件(有形文化財63件、うち建造物10件)
今回の答申を受けて79件(有形文化財64件、うち建造物11件)になる予定です。
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