ホーム > くらしの情報 > 学ぶ・楽しむ・活動する > 教育 > 仙台市教育委員会トップページ > NEW文化財課ホームページ > よくある質問 > ニホンカモシカをみかけたら
ページID:5812
更新日:2024年9月19日
ここから本文です。
最近、仙台市内各地でニホンカモシカの目撃情報が数多く寄せられています。
お住まいの近くで体長が1メートルを超すようなカモシカを見かけたら驚かれることと思いますが、カモシカは人に危害を与える動物ではありません。ほとんどの場合、人を見かけると山へ帰っていきます。
自然環境が豊かな仙台の証しでもあるニホンカモシカの保護に、ご理解とご協力をお願いします。
1.近づかない
2.逃げ道をふさがない
3.立ち去る・見守る・驚かせない
ニホンカモシカは、ウシ科に属する日本固有の草食哺乳動物で、北海道・琉球列島を除く、日本各地に生息しています。体長は約1~1.5mで、枝分かれしない2本の黒い角を持ちます。乱獲のため数が減少し、昭和30年に国の特別天然記念物に指定されました。
オス・メスともに後ろ向きに伸びた2本の角を持ち、体毛は白色もしくは灰褐色です。オスとメスで体の大きさや角にほとんど違いがありません。主に単独で行動し、長時間立ち止まって休憩しながら反芻(はんすう)していることもあります。
人に危害を加えることは、ほとんどありません。帰巣本能があるので、山に帰る道がわかれば帰って行きます。静かに見守ってください。
犬にほえられると興奮するので、遭遇させないようにしてください。
原則、保護(捕獲)できませんが、交通安全上、自力で山へ戻ることができない場合は、保護(捕獲)も検討しますので、文化財課に連絡してください。
動かさず、触れず、速やかに文化財課に連絡してください。
民間の鳥獣病院等には、持ち込まないでください。
検死などの手続を行いますので、できる限り動かさず、速やかに文化財課に連絡してください。
見つけた人が、親とはぐれて迷子になったと思い、保護することがありますが、たいていは親が近くにおり、人の接近により警戒して姿を見せないものと考えられます。
場合によっては、親が威嚇してくることもありますので、近づかないでください。
幼獣は、一度保護してしまうと人間のにおいが付いてしまうため、親が見捨てることもあります。また、人間になれてしまうと野生復帰が困難となることもあります。幼獣を発見しても、触れずに立ち去ってください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.