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更新日:2016年9月20日
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葉っぱでしらべる、葉っぱをあつめる
葉っぱは常緑樹なら一年中、落葉樹でも花や実よりもついている期間が長い。
だから樹木を見分けるには葉っぱが一番観察しやすいのです。
この5枚の葉っぱのうち、仙台市の市木であるケヤキの葉っぱはどれかな?答えはこのページの一番下にあるよ!
1 |
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3 |
4 |
5 |
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大きさ12cm |
大きさ10cm |
大きさ15cm |
大きさ8cm |
大きさ6cm |
葉は葉身(ようしん)、葉柄(ようへい)、托葉(たくよう)の3つの部分からなっている。葉身には、水分や養分の通り道となっている葉脈がある。樹種によっては葉柄のないもの、托葉の目立たないもの、落ちてしまうものがある。
葉を観察するときには、はじめに葉のつきかたはどうか、という点から見てみよう。
葉や茎が枝にどのようについているかを葉序(ようじょ)といい、樹種によって葉のつきかたは決まっている。
対生(たいせい)
向かい合ってつく
ヒイラギ、ムラサキシキブなど
互生(ごせい)
たがいちがいにつく
モチノキ、ツバキなど
束生(そくせい)
1カ所から2枚以上の葉が出る
マツ、ヒマラヤスギなど
輪生(りんせい)
枝をかこむように3枚以上の葉がつく
キョウチクトウ、モッコクなど
丸いものや細長いもの、葉っぱにはいろいろなかたちがあります。
たまご型
手のひら型
逆たまご型
ほそなが型
だえん型
はり型
ハート型
うろこ型
下の写真を見比べてみよう、どちらも同じようなツヤのある葉っぱだけれど
ふちの様子を観察してみると左側の葉っぱはなめらかで、右側の葉っぱにはギザギザがある。
このギザギザを鋸歯(きょし:のこぎりの歯のこと)といって
葉っぱを見分けるときの重要なポイントなんだ。
ネズミモチの葉
ツバキの葉
葉っぱの中には葉脈といって水や養分が通る管がいっぱい通っている。
木の種類によって、その通りかたもちがっている。
葉脈も葉っぱを見分けるポイントの1つなんだ。
網状脈 |
平行脈 |
叉状脈 |
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ほとんどの木がこの種類の葉脈。 |
ササやタケなど。 |
イチョウなど。 |
正解は4番だよ!
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