定義如来（じょうぎにょらい・現仙台市青葉区大倉、西方寺内）信仰は、近郷近在の人たちばかりではなく、遠く仙北や岩手地方の人々にも広まっていました。この方面の参拝者は、みな根白石村を経由して定義へと急ぎました。根白石村内の道すじの辻角には「道しるべ」が立ててあり、その道しるべは仙北や岩手地方の人々が立てたものが多いといわれています。
中でも朴沢（狩集）より福岡（酒屋前）を通るこのコースはとてもにぎわい、縁日などは1日に数百人が通ったと伝えられています。当時の人々にとって、1年に1度の定義参りは楽しいイベントでした。

定義道

所在地・アクセス

狩集道標　泉区朴沢字狩集
地下鉄泉中央発　市バス根白石方面線朴沢行き乗車
終点朴沢下車　バス停そば

酒屋前道標　泉区福岡字吹付
地下鉄泉中央発　市バス泉岳少年自然の家等行き乗車
旗枠下車　徒歩5分

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