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更新日:2022年10月26日
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本市の道路事業は、平成24年度に策定した「仙台市道路事業方針」に基づき、東日本大震災からの復旧・復興をはじめとした様々な取り組みを行い、令和元年11月にはかさ上げ道路が開通するなど、着実に事業を推進してきました。
策定からまもなく9年が経過するなか、安全対策の必要性の高まりや自然災害に対する防災・減災の取り組み、そして、仙台市基本計画で示された2021年からの新たなまちづくりへの対応など、本市の道路事業をとりまく状況は大きく変化しています。
本事業方針は、こうした変化を踏まえ、2021年度(令和3年度)から2030年度(令和12年度)までの10年間における道路事業の基本方針と主な取り組みを示すものです。
「仙台市道路事業方針」は下記のリンクからご覧いただけます。
仙台市道路事業方針(表紙~第3章)(PDF:4,709KB)
仙台市道路事業方針(第4章~第6章)(PDF:7,222KB)
市民の日常生活を支える道路において、更なる安全・安心を確保するとともに、道路のサービスレベルの維持・向上を図っていく必要があります。
市民が日常的に利用する道路の交通安全対策やバリアフリー化を進めるとともに、道路の維持管理を適切に行うことで、子どもや高齢者をはじめとした市民一人ひとりの安全で安心なくらしを支えるみちづくりを進めます。
交通安全対策、歩道整備、自転車通行空間の整備、道路改良
歩行空間のバリアフリー化、街路樹の根上がり対策
道路パトロールの実施、道路不具合通報システムの運用、冬道対策の推進
交流・物流を支える交通環境の形成や、鉄道を基軸とした公共交通体系のさらなる充実など、本市の新たなまちづくりを道路事業から支えていく必要があります。
広域的な道路ネットワークの整備や鉄道駅周辺の道路環境整備を進めるとともに、まちに賑わいをもたらす道路空間の利活用を行うことで、魅力的で活力のある都市を支えるみちづくりを進めます。
都市計画道路の整備、国道・県道の整備、渋滞対策の実施
仙台駅西口駅前広場の再整備、鉄道駅周辺の道路環境整備
道路空間の利活用、道路空間の再構成
激甚化・頻発化する自然災害のリスクに備え、人や物の輸送を将来にわたって安定的に確保できる、災害に強い道路ネットワークの強化を図る必要があります。
緊急輸送道路をはじめとした道路の防災対策や機能強化を進めるとともに、防災・減災に資する無電柱化の推進や将来にわたって安定的な都市インフラを確保する道路施設の長寿命化を行うことで、持続可能で強靱な都市を支えるみちづくりを進めます。
緊急輸送道路等の機能強化、橋梁の耐震補強、道路の法面対策、路面下空洞調査による道路陥没の防止、道路の浸水対策
無電柱化整備の推進、電柱・電線の新設抑制
道路施設の長寿命化
道路事業を進めていくためには、道路を利用する市民や関係事業者など、さまざまな関係者との連携が不可欠です。積極的に関係者との連携を進め、各施策を実施していきます。また、市民が知りたい情報にアクセスしやすい仕組みや、市民意見を反映しやすい環境づくりに積極的に取り組みます。
道路事業費が減少するなか、引き続き道路事業を推進していくためには、健全な行財政基盤を維持することが必要です。また、建設業全体の持続性の確保や道路事業に携わる職員の力を最大限に活かすことが求められます。そのため、道路事業として適切な収入を確保する取り組みや、関係者・職員が働きやすい環境を整備する取り組みを実施していきます。
令和3年2月~ 仙台市道路事業方針(中間案)に関する意見募集(2月1日~3月1日まで)
令和3年4月 仙台市道路事業方針(中間案)に関する意見募集の実施結果について公表
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