東北道路啓開計画の策定について

　東北地方において今後発生が想定される大規模自然災害に対し、関係機関が連携した迅速かつ円滑な道路啓開^※1を実施することを目的に、東北地方の関係機関^※2で構成する東北道路啓開等協議会として、啓開路線の優先度の考え方や発災後72時間までの道路啓開のタイムラインをまとめた「東北道路啓開計画」を策定しました。

　計画策定にあたっては、各県・仙台市の地域防災計画のほか、令和6年能登半島地震を踏まえた緊急提言（R6.6）、防災基本計画（R6.6）、国土交通省防災業務計画（R6.6）、東北地方新広域道路交通計画（R3.7）、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震における具体的な応急対策活動に関する計画（R5.5）等を参考にしています。

　本計画で対象とする大規模自然災害は「地震災害」、「津波災害」、「雪害」としていますが、今後、対象災害の拡大のほか、連携体制の更新や強化など、啓開計画の深化を図る予定としています。

（※1）災害によって道路ががれきや放置車両などで塞がれた場合に、それらを撤去して、緊急車両が通行できるようにすること

（※2）道路管理者（東北地方整備局、東北六県・仙台市、NEXCO東日本、青森県・宮城県・福島県道路公社）、警察、防衛省東北防衛局、陸上自衛隊、建設業団体、JAF等

• 東北道路啓開計画【宮城県版　初版】1章～10章（PDF：9,652KB）
• 東北道路啓開計画【宮城県版　初版】11章～16章（PDF：8,503KB）
• 東北道路啓開計画【概要版】（PDF：3,218KB）

 

　東北道路啓開計画【東北全体版　初版】は下記リンク先に掲載しています。

• 国土交通省東北地方整備局道路部ホームページ（外部サイトへリンク）