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更新日:2024年12月23日
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仙台市では、市内の宮城県知事が管理する河川の一部を「都市基盤河川改修事業」により、準用河川を「準用河川改修事業(総合流域防災事業)」により整備を進めるとともに、普通河川の維持管理も行っています。
本市では、洪水時の流下能力の向上を図るため、都市基盤河川改修事業では30年に一度の大雨(30年確率降雨)を、準用河川改修事業(総合流域防災事業)では10年に一度の大雨(10年確率降雨)を想定して事業を進めています。
級別水系 |
主な河川 |
河川延長 |
整備計画延長 |
整備済延長 |
未整備延長 |
整備率 (%) |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
一級河川 名取川 |
綱木川 | 2.7 | 1.0 | 1.0 | 0 | 100 | |
二級河川 七北田川 |
梅田川 上流区間 |
1.7 | 1.1 | 1.1 | 0 | 100 | |
一級河川 名取川 |
笊川 ほか1河川 |
2.8 | 2.8 | 2.0 | 0.8 | 71.3 | 都市基盤 河川事業 |
二級河川 七北田川 |
高野川 | 3.8 | 3.8 | 2.2 | 1.6 | 56.5 | 都市基盤 河川事業 |
準用河川 | 前ヶ沢川 ほか14河川 |
38.8 | 6.8 | 4.6 | 2.2 | 67.6 | 総合流域 防災事業 |
これまでの治水対策の効率化を優先した都市化・河川改修の進展は、河川の自然環境に大きな影響を及ぼしてきたことから、良好な河川環境を取り戻し、人と河川の関係を再構築する取り組みとして、平成2年から「多自然型川づくり」が始まりました。
平成18年からは「多自然川づくり」と名称変更して推進されることとなり、河川全体の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史・文化との調和にも配慮し、河川が本来有している生物の生息・生育・繁殖環境、並びに多能な河川風景を保全・創出するために、河川の管理を行うこととしています。
このような取り組みはすべての川づくりの基本として位置づけられており、本市でも、河川改修事業のほか災害復旧事業を行う際、「多自然川づくり」に取り組んでいます。
令和元年から本市と国立研究開発法人土木研究所の間で、「竜の口渓谷における多自然川づくりに関する覚書」を交換し、当該研究所と連携し、竜の口渓谷(広瀬川一次支川)における既設床止工への魚道設置等に取り組んでいます。
人口集中の著しい大都市等の中小河川において、市が施行主体となり河川整備を行うものです。現在、河川管理者と協議しながら、指定区間内の3河川(一級河川:笊川・後田川、二級河川:高野川)で事業を実施しています。
地域に密着した準用河川において、洪水の氾濫を防止するとともに、地域の生活基盤を確保するため、河川整備を行うものです。
準用河川15河川のうち、6河川で改修を行い、現在は、2河川で事業を実施しています。
仙台市が管理する河川の土地の管理及び機能を維持するため、改修事業区間内の除草および土砂しゅんせつ等を行っています。
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