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更新日:2024年9月30日
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仙台市は、宮城県とともに国(こども家庭庁)の「新生児マススクリーニング検査に関する実証事業」に参加します。
これにより、公費負担している20疾患の新生児マススクリーニング検査(先天性代謝等検査)に加えて、2疾患の検査が全額公費で受けられるようになります。
これまで20疾患を対象に公費で実施している「新生児マススクリーニング検査(先天性代謝異常等検査)」において、新たに2つの疾患(脊髄性筋萎縮症(SMA)、重症複合免疫不全症(SCID))を対象に追加して、実証を行うものです。
実証データ(検査数や陽性者数などの個人が特定されないデータ)は、こども家庭庁と、こども家庭庁の研究班(こども家庭科学研究但馬班※)に提供され、全国の赤ちゃんが2つの疾患の新生児マススクリーニング検査を受けられるようにするための検討に活用されます。
※こども家庭科学研究費補助金成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業「新規疾患の新生児マススクリーニングに求められる実施体制の構築に関する研究」研究代表者:但馬剛、国立成育医療研究センター
運動神経や筋肉が育たず、全身の筋力が低下していく病気です。約半数を占める重症型では、早期に積極的な治療をしないと寝たきりになり命にも関わる病気です。
生まれつきの免疫の異常により、病原体から体を守ることができず、感染症を繰り返し、命に関わる病気です。
当該疾患は、生後2か月から開始する生ワクチンの予防接種を受けると重篤な副作用を引き起こすことがあるため、ワクチン接種までに早期発見することが重要です。
※宮城県外にお住まいの方が、里帰り等により宮城県内で出産する場合も対象です。
※検査結果等のデータを実証事業のために提供・活用されることについて、保護者の同意が必要です。
※検査費用は、宮城県内の医療機関分は宮城県が、仙台市内の医療機関分は仙台市が負担します。
※採血及び検体の送付等にかかる費用(自費)については、医療機関にお尋ねください。
宮城県内にある分娩取扱い医療機関(外部サイトへリンク)で対象となる方に同意書をお渡ししています。
参加同意書に必要事項を記入し、分娩医療機関へ提出してください。
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