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更新日:2024年11月1日
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公共交通のサービスレベルが低い地域などにおいて、町内会や商店会など地域の方が主体となり、地域の足の確保に取り組む団体に対して、技術的・財政的な支援を行う本市独自の制度です。
この事業を通して、通勤、通学をはじめ通院や買い物など日常生活に必要な移動手段が課題となっている地域における地域主体の取り組みを支援することで、それぞれにあった地域交通の定着を目指します。
※「地域交通」とは、公共交通のサービスレベルが低い地域などにおいて、通勤・通学・通院・買物など市民の日常生活に必要不可欠な目的のために運行する、既存の公共交通を補完する交通手段をいいます。
5名以上で構成され、町内会や商店会など地域団体または交通検討会等、地域の足の確保のため組織された団体が支援を受ける対象となります。
ワゴンタイプやセダンタイプなど、比較的小さな車両を使用して、不特定の方が「乗り合って」「有償で」運行される乗合タクシーや、事前予約が必要なデマンド交通などが補助金を受ける対象となります。
試験運行1 | 試験運行2 | 実証運行 | 本格運行 | |
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目標収支率・人口集中地区 | 10% | 15% | 20% | 20% |
目標収支率・人口集中地区以外 | 5% | 7.5% | 10% | 10% |
1回の運行期間 | 1~12か月 | 6~12か月 | 6~12か月 | |
試験運行等の実施可能回数 | 最大3回 | 最大2回 | 1回のみ |
運賃収入のみで目標収支率に至らない場合は、その他の収入(協賛金や寄付金、利用登録料など)を補填することにより、収入を確保することができます。余剰となったその他の収入は、基金として積立もできます。
試験運行や実証運行は、あわせて最大5回かつ通算3年間まで実施できます。
〔収支率=収入÷支出〕
1運行あたりの平均輸送人員が1.2人を下回る状態が3年継続した場合、その翌年度以降の補助金の交付を取りやめます。(運行継続条件)
人口集中地区とは、国勢調査により一定程度人口を有する人口密度の高い地域のことです。詳しくはお問い合わせください。
事前相談:市役所へ地域の課題を相談します。
Step0)課題把握・整理:地域の課題を話し合います。(まちづくり支援専門家の派遣などにより、勉強会や意見交換などを支援します。)
Step1)運行計画策定:地域特性に応じた運行計画案を検討します。(交通の専門家(コンサルタント)を派遣し、専門家とともに運行計画の策定を支援します。)
Step2)試験運行1:車両を1~12か月程度運行し、運行上の課題を把握し、運行計画の改善策を検討します。(試験運行にかかる経費の一部を補助します。交通の専門家(コンサルタント)を派遣し、専門家とともに運行計画の見直しを支援します。)
Step3)試験運行2:試験運行1を踏まえ、車両を6~12か月程度運行し、持続的な運行に向けた課題を把握し改善策を検討します。(試験運行にかかる経費の一部を補助します。交通の専門家(コンサルタント)を派遣し、専門家とともに運行計画の見直しを支援します。)
Step4)実証運行:試験運行1・2を踏まえ、車両を12か月程度運行し、本格運行へ向けた持続可能性を検証します。(実証運行にかかる経費の一部を補助します。交通の専門家(コンサルタント)を派遣し、専門家とともに持続可能性の検証を支援します。)
Step5)本格運行:地域のみなさまで地域交通を運営し、積極的に利用することにより事業を継続的に支えます。(運行にかかる経費の一部を補助します。運営への助言を行います。)
本制度をもっと手軽にお知りになりたい方向けに、せんだいTubeでも制度内容を紹介する動画を作成しておりますので、こちらもご覧ください。
みんなで育てる地域交通乗り乗り事業リーフレット(PDF:6,368KB)
本市では、日常生活を支える移動手段の確保に向け、地域のみなさま、運行事業者、仙台市の三者協働による取り組み「みんなでつくろう地域交通スタート支援事業」を平成30年4月からスタートさせ、令和2年4月から名称を「みんなで育てる地域交通乗り乗り事業」へと改め、地域への支援を大幅に強化しました。
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