4月25日（木曜日）に市立学校等で提供した給食のうち、東北森永乳業株式会社が製造した牛乳について、喫食した一部の児童生徒より体調不良の申し出があったことを受け、4月26日（金曜日）より同製品の提供を中止しているところです。

事案の発生後、製造事業者、本市保健所および第三者機関における各種の調査を実施しましたが、製造工程や同製品に異常等は確認されませんでした。

この結果を受け、5月17日（金曜日）の学校給食より同製品の提供を再開することとします。なお、再開にあたっては、安全性を高める観点から、教育委員会および製造事業者においてさらなる対策を講じることとし、安心・安全な給食の提供に努めてまいります。

 

提供再開日

5月17日（金曜日）

 

提供食品名

成分無調整　森永牛乳（製造事業者　東北森永乳業株式会社）

 

提供先

135校・園

（内訳）小学校80校、中学校50校、中等教育学校1校、高等学校2校

　　　　特別支援学校1校、市立幼稚園1園

※5月13日（月曜日）、教育委員会から各学校宛てに、保護者向け通知の発出を依頼

 

今後の対応等

牛乳の製造工程や同製品について異常等は確認されなかったところですが、さらなる安全性を確保する観点から、同製品の提供再開後、当面の間は以下の対策を講じながら、安全・安心な給食提供に努めてまいります。

（1）教育委員会における対策

1. 各学校において、学校長の他、新たに2名の職員が同製品の風味等を確認し、異常が確認された場合には教育委員会あて迅速に報告する体制を整えます。
2. 保護者や児童生徒が同製品について不安を感じる場合は、保護者からの申し出により、提供を停止することも可能とします。

（2）製造事業者における対策（主なもの）

1. 複数人体制で実施している風味検査について、検査対象のサンプル数を増やします。
2. 適宜実施していた専門員（風味パネルマイスター）による風味検査について、常時実施することとします。
3. 配送車に余剰分の牛乳を積み込み、異常発生時の検査サンプルとして活用します。