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更新日:2024年1月4日
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仙台市博物館では、施設の長寿命化や利用環境・展示環境の向上を図る改修工事に伴い令和3年10月1日から令和6年4月1日(予定)まで休館しています。再開館は4月2日(予定)です。
令和3年度の改修工事の進捗状況をお知らせします。
※令和5年度の進捗状況についてはこちらをご覧ください。
※令和4年度の進捗状況についてはこちらをご覧ください。
ご来館いただけない分、博物館の自然のページに博物館周辺の自然に関する画像や動画を掲載しておりますので、そちらからお楽しみください。
博物館の自然はこちらをご覧ください。
4月から収蔵庫で空調設備などの工事が始まります。
これに先立ち、一部収蔵庫から資料を搬出しました。
空になった収蔵庫は、昭和36年の開館以来のこと。
当館の現学芸員も初めて見た貴重な光景です。
なお、当館の収蔵資料は、今では約10万点あります。
空調工事の進行に伴って、
温湿度を管理できる部屋が順次変わるため、引き続き
これらの資料の梱包や移動作業に励んでいます。
資料移動後の収蔵庫
工事の間、収蔵庫から搬出した資料を
収納するための棚が整いました。
たくさんの資料を収納するために
たくさんの棚が部屋いっぱいに立ち並んだ姿は、
なかなか迫力があります。
一時保管棚
右の写真は、漆器を梱包している様子です。
工事に伴う移動や温湿度変化から、資料を守るために
梱包しています。
再開館後に展示で楽しんでいただけるように、
また、末永く伝えていけるように。
日々作業を行っています。
漆器の梱包作業の様子
大規模改修工事の間も、博物館には資料(文化財)を
守るという重要な仕事があります。
そのためには、適切な温湿度管理の下で
資料を保存することが大切です。
ただし、空調設備の工事中はその空調がとまるため、
この工事では、館内の空調設備を順次交換する
という工程を組んでいます。
右の写真は、古文書の梱包作業の様子です。
古文書を入れた箱をさらに箱に入れて移動します。
このように、学芸員らは資料を梱包し、
工事の進行に応じて、温湿度管理ができる部屋に
資料を順に移動する作業を行っています。
資料の梱包
企画展示室で、展示ケースのガラスなどが
撤去されました。
企画展示室では、展示ケースのガラスを
透明度の高いものに変え、より実物に近い色で
資料をご覧いただけるようにします。
改修前の企画展示室
大規模改修工事のため、当館は2年半の休館に入りました。
このたびの工事は、建築・機械・電気設備など複数の工事業者が並行して施工します。
各工事業者では、工事を行う場所の調査を行い、工程を調整して全体のスケジュールを組んでいきます。
工事は令和5年9月に完了予定です。
その後は館内の環境整備や空気清浄を行いつつ、令和6年4月の再開館に向けて展示などの準備を行います。
ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
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