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更新日:2017年11月7日
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平成29年11月7日
まだ詳しい精査を終えていませんが、一部市側の主張が認められたとはいえ、大変厳しい判決であったという感想です。これから先については詳しく精査し、議会の皆さまのご意見も伺わなければならないと思っています。
政務活動費の使われ方については、仙台だけでなく他の自治体でもさまざまなことが明らかになったと承知しています。政治活動はある一定程度のお金はかかるわけで、活動するほどかかるというところもあるのでしょうけれども、やはり税金が原資ですから、国民の皆さま、市民の皆さま、県民の皆さま方にきちんと説明できるようなものというのが基本だと思っています。今回の仙台市議会の政務調査費の判決につきましては、まだ詳細を精査できていませんのでこれからです。
長年の懸案だった十文字の交通軸ができてまもなく2年になることを改めて認識しましたけれども、東西線の西の方はだいぶ学生さんたちの利用が進んでいて、そしてまた学術会議等にいらっしゃった方々からは地下鉄の駅の目の前に国際センターがあるということで、大変高い評価もいただいていると思います。ただ、今度は東の方、荒井を含めてまだあの辺のまちの賑わいというのはこれからさらに整備をしていかねばならない、乗車率の伸びしろは十分にあると思っています。特に荒井近辺のまちづくりは民間レベルでも随分進んでいますし、これから長い目で見て賑わいをつくっていくために一体として開発をしていかなくてはならないと思っています。
東西線は陸奥国分寺薬師堂など歴史のあるところも多く通っており、そういったところも含めいろいろな取り組みが可能ではないかと思っています。これだ、という決め打ちのものではなく、さまざまな地下鉄沿線の開発、そしてまた誘客に関していろいろ考え得る可能性があるのではないかと思っているところです。
今日、私も初めて市長会の知事懇談会に参加しました。通常はもう少し早く終わるのが常だと聞きましたが、それぞれの市の課題があり、今日はだいぶ予定よりも時間がオーバーしました。それだけ課題がはっきりしてきているということもありますし、また知事選後初めてということもあり皆さんがお祝いの言葉を添えられており、そのことで少しずつ時間が延びていったこともあったと思います。
食事中はあくまで雑談ベースの話でしたので、実際に懇談会で議論になったことについて、今後どうだということではありませんでした。
確かに今回の知事選で村井知事が獲得した票数は過去にないものでしたので、そのように皆さんおっしゃっていましたし、私もそのとおりであるなと思って聞かせていただきました。
今日の懇談会でも知事は民間に運営を任せることについてのメリットをお話になっていました。人口減少なども含めいろいろとある中で、民間に委ねるということもそれは考え方としてあるかもしれません。
しかし私があの場で申し上げたのは、20年という長期にわたって民間事業者に委ねるということですから、そのモニタリングをどのようにするのか、それから人材の育成・確保ということについてどうするのか、また災害が起こった時の人材不足やノウハウの低下をどのように行政として補えるのか。それから経営難になった場合、どのように円滑に事業を引き継いでいくことができるのか等々も含め、やはりいろいろと課題があるのではないかと思い、そのことについてはもう少し丁寧にしっかりとしたご説明をいただかないことには、すぐさまそうですねとは言えないと思い、そのことを申し上げました。
事業主体、施設を持っているのは県や行政であって、それを運営だけ民間に委ねるというコンセッションの制度を導入するというのは他に例がないことです。その点も踏まえた上で、本当に安心できるのかどうかということだと思い今日は発言させていただきました。
まだまだここでお話できるようなことはありません。いろいろな検討ができるかどうかということを検討している段階です。
検討の戸口に立ったということです。まだどのような形になるのかも含め何もお話できる状況にはありません。
それもこれからです。予算編成も含め今ここで申し上げるということは控えさせていただき、前向きに検討する方向というところです。
仙南・仙塩広域水道から受けている17市町の皆さんの思いを代表させていただいたということは間違いないと思います。今回他の市から出ているいろいろな要望を見せていただいたうえで、では仙台市からはこれをと出しました。
それぞれの自治体の抱えている課題において、震災からの復興がまだ続くというところはその話題があったわけですが、内陸部は震災とは関わらない、全く関わらないということでもないのでしょうが、いろいろな課題が出ていたと承知しています。復興の一定程度の成果がでてきているのだと認識をしました。震災から6年8ヶ月になる段階で、ここまで来たのかというのは当時のことも思い巡らしながら考え、いろいろと思ったところです。
宮城県内の市長がそれぞれの課題を出して、連携しながら課題解決に向けて進んでいくということですから、それは私も同じ気持ちで今日参加させていただいたところです。
25日から開催ですのでもう間もなくだと思いますが、ポスターなども地下鉄仙台駅の東西自由通路に掲出しましたし、フラッグも中心部商店街に掲げて関心を持っていただこうと思っているところです。
確かに国際会議の場へ海外から参加される方の人数はこれまでに比べれば少ないのかもしれませんが、3つの大会が一緒になり、市民の皆さまが参加できる多くの民間の取り組みなども含めて人気になっていると承知しています。全国から1万人以上の参加を見越して準備を進めているところです。
だいぶ会議へのエントリーも進んでいるのではないでしょうか。多くの方が参加されることを期待しています。「ぼうさいこくたい」と「防災産業展」、これも各方面からはかなり高い関心を集めていると思っています。
この間の仙台の復興への取り組みというのは、既に世界から高い評価を得ていると思っています。仙台防災枠組についても各国から注目が集まっていて、それをどのように履行できるのかということについても世界の大きな関心を呼んでいると思っています。
私たちも決して風化させることなくこれを後世に伝えていく取り組みとして、2年に1度の国際会議開催も含めて進めていくことで、防災環境都市としてさらにイメージアップを図り、ブランド力を高める取り組みにまい進していきたいと思っています。
仙台市長 郡 和子
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