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更新日:2018年2月6日
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平成30年2月6日
先週の定例会見でも申し上げましたとおり、私なりに今できることに手を付けさせていただいたと思います。市民の皆さまのためにも、そして仙台市の今後のためにも、私自身が作らせていただいた予算案ですけれども、これがきちんと執行できるように。とりわけ最大会派の皆さま方のご理解をいただきませんと、仙台市の行政がストップしてしまうことにもつながりかねませんので、その点は心しながら丁寧にご説明を申し上げて、一日も早くご理解を得てこれを執行できる状況になるように、私も努力をさせていただきたいと思っています。
私が市長に就任をして6カ月です。この間2回の定例会を経たわけですけれども、この折にもいろいろな会派の皆さまからのご意見を聞かせていただきました。また議会の皆さま方のお声のみならず、現場に出向き、さまざまな市民の皆さまの声も聞かせていただき、今回このような形で予算を組ませていただいたわけです。
いずれにいたしましても、市政を前に進めていくという視点からは、これはやはり多数決になる点を踏まえますと、多くの皆さまにご理解をいただかなければなりません。とりわけ、最大会派の自民党の皆さま方のご理解をいただけませんと、前に進まないのも事実です。これまでもそうでしたが、私なりにこれまで以上に丁寧にご説明をさせていただいて、ご理解をいただいてまいりたいと思っています。
それこそ野党も与党もないということは変わりがないのですが、予算は108万市民の皆さまの生活に直結するものです。ご理解をいただいて可決をしていただきませんと仙台市そのものが動かなくなってしまいますので、選挙のときには応援をしていただかなかったかもしれませんが、最大会派の方々のご理解が必要なことは当然のことだと思っていまして、そのための努力を私自身惜しまずさせていただこうと思っています。
今回私にとって初めて、私自身のカラーと言えるかどうか分かりませんが、思いを込めた予算編成をさせていただいたわけです。残念ながら9月の議会、12月の議会はほとんどが前市長の下で組まれた予算に関わることや条例に関わることであったので、本格的なスタートは今回の議会になるわけです。これまで以上に私自身いろいろとご理解をいただかなければならないということです。
行政は継続の必要性もあります。革命的に何か変わってしまったら市民の皆さまの生活自体が混乱してしまうことにもつながりますので、行政の継続性ということも念頭に置きながら私自身ができること、市民の皆さまとお約束をさせていただいたことも含めて私自身の市長としての思いを予算に込めたわけです。比べてどうかというようなお話は残念ながらお答えするものではないと思います。
丁寧にご説明させていただくことに尽きると思います。
「いわゆる『ネウボラ』」という言い方をしていますが、妊娠から出産、そして育児に関する「切れ目のない支援」ということです。取り立ててネウボラという言葉を象徴的に使わなくなったということでも、使わないと決めたわけでもありませんが、これまで「切れ目のない支援」という言葉で市民の皆さまにご理解をいただいているのであれば、それはそれでいいのではないかなというふうに思ってのことです。
これは、私自身が今回の予算編成の中でもそうでしたし、施政方針演説の中でもお話をさせていただくつもりですけれども、人を育てていく学校教育の現場で残念ながら悲しい事件があったことも含めて、やはり教育現場のさまざまな意見を聞く、また様子を伺わせていただくというのは重要なことだと思っています。ですから、合同校長会が本日開催されるということでしたので、向かおうと考えているわけです。
これまでの合同校長会は私の就任当日であったりなど、タイミングを逸していました。今回の合同校長会は、私にとって校長の皆さんが集まる大きな機会だと捉えています。
昨日仙台で開かれた検討会議については、事務局から今朝、報告を受けたところですが、座長からのご説明をいただきませんと、私としてもこれにお答えすることはできないと思います。いずれにしましても、春に開催されます総会の前に、現会長である私の下で開かれる役員会で議論をしていただいた上で、総会に諮られるのではないかと、そのように認識をしています。
先ほど申し上げたとおり、座長からのご説明をいただいていませんので、それについてお答えをすることもできませんし、また役員会でしっかりと議論をした上で総会に諮られるのだと思っています。
先日お伝えしたように財政上の支援を検討している状況です。
仙台市長 郡 和子
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