ホーム > 市政情報 > 広報・広聴 > 過去の市長記者会見 > 市長記者会見 2010年度(平成22年度) > 2月 > 歌人 俵万智さんと仙台市長によるトークイベントを開催します「子どもと読書フォーラム―本との出会い届けませんか―」(発表内容)
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更新日:2016年9月20日
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来月3月27日にせんだいメディアテークにおきまして、「子どもと読書」をテーマにしたフォーラムを開催する運びとなりましたので、お知らせいたします。
子どもたちにとって読書は、新しい言葉や知識に触れ、瑞々しい感性や創造力を磨き、人生をより豊かに生きていくために欠かせない糧であり、膨大な情報が溢れる現代にあって、自ら考え、判断する力を養っていくためにも極めて大切なものでございます。
仙台市では、平成16年に「子ども読書活動推進計画」を策定し、学校や図書館を中心に子どもたちが読書に親しむ環境づくりに取り組んでまいりましたが、現在その第2次計画の策定作業を進めているところです。
第2次計画では、家庭における読書活動の支援に重点を置くこととしています。本との最初の出会いは赤ちゃんの時の絵本の読み聞かせになると思いますが、その最初の出会いを届ける、いわゆるブックスタートなどについて、検討してまいります。今回のフォーラムも事業者団体との共催としておりますが、企業の皆さまとの協働を一層進めることによりまして、子ども読書活動の取り組みに広がりを持たせてまいりたいと考えているところでございます。
今回のフォーラムでは、この第2次計画の内容をご紹介するとともに、俵万智さんをお招きし、私とトークセッションを行うこととしております。
ご存知のとおり、俵さんは息子さんのご成長と本との触れ合いについて新聞に連載されていて、俵さんからは「本好きの子どもを育てるためには、どうしたらよいかというような事をざっくばらんに話し合える機会になると良いなと思っています」というメッセージをいただいております。
私も、かつて子育てを経験し、また市民図書館長を務めた経験もありまして、読書の喜びの灯を子どもたちの心にともしたいというのが願いでございます。
親子で絵本を開き、時間を共有することは、子どもはもちろん、親にとっては子育て期にしか経験できない貴重な時間です。子育て世代の方はもとより、幅広い市民の皆様にこのフォーラムにご参加いただいて、「子どもと読書」「本を通じた子育て」についてご一緒に考える機会にしていただきたいと存じます。
仙台市長 奥山 恵美子
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