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更新日:2016年9月20日
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仙台市とフラウンホーファー研究機構は、両者の学術・産業研究を促進することを目的として平成17年7月に協力協定を締結。東北大学における基礎研究機能と、フラウンホーファー研究機構の応用研究機能を有機的に繋げることにより、MEMS技術の産業化を促進すること等を目的として共同で活動を行ってきた。
平成17年より、毎年、仙台市、フラウンホーファー研究機構、フラウンホーファー日本代表部、東北大学の4者の協働によりシンポジウムを開催。全国からMEMS関連企業の研究者の方が参加するイベントとして、好評を博している。
平成18年11月に株式会社メムス・コア内に「仙台MEMSショールーム」(泉区明通3-11-1)を開設。東北大学で行われてきたMEMSの研究の歴史、フラウンホーファー研究機構の最新研究開発品などを展示している。
地域企業における技術力の向上、新製品開発促進のため、フラウンホーファー研究機構の研究者とともに地域企業を訪問している。
1949年に設立されたドイツの半官半民の応用研究機関(本部はミュンヘン)。ドイツ国内に59の研究所を有する他、欧米・アジアの主要都市に事務所や研究所を設置(日本では東京に日本代表部を設置)。17,000人以上の研究者・科学者を抱えるヨーロッパ最大の応用研究機関。研究分野は情報処理、材料、生産技術、エネルギー・環境など多岐にわたっている。フラウンホーファー研究機構が開発した世界で有名な技術の一つとして、音楽圧縮技術である「MP3」が挙げられる。
Micro Electro Mechanical Systemsの略であり、日本語では「微小電気機械システム」と訳される。小さく、一度にたくさん作れるなどのメリットがあり、システムの小型化や低コスト化を進めることができる。MEMSは主にセンサとして活用が進んでおり、自動車用(エアバック、エンジン制御)、携帯電話用(マイク)、ゲーム用(コントローラ)などに圧力センサや加速度センサが搭載され、動きや力などの検知に用いられている。
(出典)MEMSパークコンソーシアムパンフレット
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