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更新日:2016年9月20日
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まだ私が発表する部分の全体を作っているわけではありません。今回、百万都市という規模での被災のありようが、まず一つはテーマになろうかと思います。都市インフラというのは大変広範にわたりますので、それらが、どういう復旧のプロセスをたどって来たのか。特に発災直後、我々として今後世界各国の都市で教訓にして欲しいと特に思ったこととして、やはりエネルギー不足という課題がとても大きかったと思いますので、そこについては確実に触れていくことになるだろうと思います。
あとは、我々が今後復旧、復興のまちづくりの中で重要視している新しいエコタウンの話とか、エネルギーをなるべく地元で得るためのさまざまな避難所のありよう、自家発電や自然再生エネルギーを利用した学校の防災拠点施設づくりとか、そういったことなどもご紹介できればいいと思っています。
しかしながら、15分しか時間は割り当てられませんので、私としては、ごくかいつまんだ話にまとめていかなければならないとは思います。
国連防災世界会議との関係でいえば、今回大臣級という大変決定能力の高い方々の会議ですので、特に仙台で国連防災世界会議を開くことが、世界の防災環境の向上に向けて役に立つと、確かにここには世界中で学ぶべき、シェアすべき知見があるという印象を持っていただくことは、開催に向けて大きなステップになると思いますので、そういう発信ができるようにしっかり努めていきたいと思います。
また、発表の中で私と山田復興事業局長が話をする場面があると申し上げましたが、それだけではなく民間の方々のサイドイベントの中に、チラシの中にも入っていると思いますが、今回避難所として地域で取り組みをきめ細かくされた東六番丁小学校と連合町内会の取り組みについても、地区の皆さまが発表されると聞いていますので、行政だけではない、民の部分での日本の避難所運営のありようというのは、いろいろ文化が違う国にとっても参考になるところが大きいのではないかということで、そちらにも少し注目をしていただければうれしいと思っています。
仙台市長 奥山 恵美子
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