ページID:7363
更新日:2016年9月20日
ここから本文です。
まず費用ですが、当初の予定よりもかさんでいるのは、大変多くの方が関心を持っているという、ありがたい状況の中で、かなりの人出が予想されるので、安全対策上万全を期すという面で、当初の予定よりも若干高めに予算が動いていることがあります。
私も市民の皆さまや、いろいろな方から優勝パレードを楽しみにしているという声をかけていただいていますので、そうした安全面での対応だということをご理解いただきたいと思います。今のところ、個人協賛もずいぶん取り組みが進んでいると思いますが、なお、そういう状況を応援していただければということで、カウントダウンの状況ですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
楽天のチームのお気持ちとして、我々が球場で見る一軍選手のみならず、チーム全体、裏方のような方も含めて全体でパレードに参加して、それで皆さんと喜びを分かちあいたいという趣旨で、チームとしてはかなりたくさんの方が参加しますので、その結果バス3台になると聞いています。そういう影での下支えの方も含めて、みんなで喜びを共有する場、そこに多くの市民、県民の方も参加していただくという趣旨だということで、当日は寒いかもしれませんので、防寒対策を十分にしていただいたうえで、ぜひご参加をいただくようにお願いしたいと思います。
パレードはたくさんの方が、喜びを共有する機会になると思いますので、その喜びの余韻が、財布のひもを緩めるということにつながることも、期待されると思います。お正月の初売りもありますので、ボーナス前ですが、ほどほどのところで、お買い物も楽しんでいただければうれしいと思います。
震災遺構について、大臣から表明された初期設置費というのか、イニシャルコストというのか、そういう部分について復興交付金の流用が可能だと、また、決定に至るまでの間、一時的に移す必要がある場合にはそれにも復興交付金を使うことが可能だというお話がありました。震災遺構の保存ということに対して、財政的な面で悩みが深かった被災自治体として、私は大きな一歩前進だと思っています。
県がどのような考えかは、報道等でお話をお伺いしているだけで、まだ知事とお会いして、直接話をしていませんので、確認はとれませんが、震災遺構が一つの自治体に複数あることは事実です。
ただ、それぞれの自治体から上がってきた数の分だけ国費を使うことにも、なかなかならないと思いますので、検討委員会のような場があって調整が図られるということは、こういうものの場合あり得るプロセスだと思います。ただ、経費や住民の皆さんの感情、あとは住民の皆さんの賛否の状況なども、被災自治体ごとに全部違います。大枠の制度を運用する側の国の考えと、我々基礎自治体の間に入って、県がより我々の意向をうまくまとめていけるような、そういう立場でこの問題に取り組んでいただければ、連携して国との話し合いもできて、より良い方向に向くのではないかと期待しています。
いずれにしても、県から会議の案内が来ていますので、その場で私もしっかり発言して、全体の自治体の意向が、県を核としながらうまく統合されて国に向かうようになることが望ましいと思います。
維持費の問題については国としても課題が多いと思います。我々としても難しいのは、どういう管理形態をとるのかによって、維持管理費に開きが出てくる点です。基礎自治体として維持管理費も大きな懸念の一つではありますが、まだ住民の方の合意すらまだの状態で、地域の方々が日常的な管理をなさるのか、どこかに委託するのか、その受け皿が民間になるのか直接公共機関がやるのか、さまざまな選択肢が未定の中で、維持管理費の負担も含めて国に決断を迫っても、その根拠を求められた場合に我々も出せない状況ですから、まずは遺構を残せるようにする初期の段階をしっかりと国と合意をして、維持管理については住民の皆さまと合意形成を計る中で、これだけ維持費がかかってくる、それについてこの自治体の財政規模であれば、あまりにも無理という話になれば、その段階でお話しするようにする。私は今そこを一緒にしてしまうと議論は先に進めないと思っています。
私も教育長の時代に教科書の選定をさせていただきました。今は教科書選定委員会の作業部会と本委員会でそれぞれ提案されている教科書について慎重に読み比べをしていただいて、さまざまな現場の状況も判断しながら、その自治体として採用する教科書を採択していく趣旨です。
教科書について、さまざまな政治的意見があることは十分承知していますが、やはり教科書は子供たちの学習の基礎になり大変重要なものであるというのは国民的な理解だと思います。
その上に立てば、今の制度はそれなりの安定性を持って長期間運用されてきたものでありますので、それを変更することについては極めて慎重であるべきだと思います。
点数制度というのは、今までの議論の中で合意を形成していくことに比べるとやや単純化される側面が出るのではないかと思いますので、そういう方法の是非を国民的に議論する、県全体で議論する、自治体全体でもよく考えるプロセスが必要だと思いますので、私としては、ひとつの関心を深めて、課題を喚起するご提言のひとつとしては十分に勉強させていただきたいと思いますが、直ちにそれを採用すべきかどうかは、手法の問題として非常に慎重であるべきだと考えています。
県議会がそのように採択されたわけですので、私どもの方に県議会からこのように採択したというお知らせをいただくことは十分あり得ますが、それをもって我々が何かをしなければならない上下関係ではありませんので、あくまでも今申し上げたように一つの教科書を採択していく場合の方法論として我々も勉強させていただく、しかし手法というのは物事の本質を変える場合もありますので、教科書という問題に対しては慎重にあるべきであろうと考えます。
県議会が直接的に基礎自治体の議会に指示できるものでもないと思いますし、我々の議会は我々の議会で議論があるかもしれませんが、それは議会のご判断だと思います。
70パーセントくらいだったと思います。
工事期間としては、当初の予定よりは5、6カ月遅れているという報告を受けています。場所、工事部門によってそれぞれ違うようですが、全体として遅れているようです。平成27年度内に開通ということで、ずっと進めていますが、当初よりだいぶ押してきているとは思います。
しかしながら、平成27年度内開通は最初から約束している大きな目標ですので、現時点では遅れがあることは十分承知をしながらも、あきらめることなく、とにかく約束を果たすつもりで、現場には頑張ってほしいとお願いしています。
交通事業ですので、運転を開始するのによい時期はあると思います。例えば工事の都合で開通が5月になるということだと、あまりにも中途半端だと思います。定期券の切り替えやいろいろな状況も出てきます。鉄道輸送のように、多くの方にかかわる事業であれば、お知らせをした刻限に合わせていくのは必要なことだと思います。
なるべく早く開業時期をお知らせしたいと思いますが、それがまだできていないのがこのようなご質問をいただく背景にあるかと思います。
地下鉄東西線はおかげさまで、本体はトンネルも開通しましたし、今は線路を敷いて、信号などの電気設備を調整したりなどという段階で、大きな部分としては駅舎の工事くらいだと思います。資材の高騰などの大きな部分は乗り越えたと承知しています。
仙台市長 奥山 恵美子
関連リンク
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.